(vol.0299)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日は午前訪問コンサル、
午後はコンサル準備です。



今日は月曜日なので
経営に関する「お金」の話です。



たとえば、店舗が増えてきて
売上の傾向が掴みづらい。



そんな時にこれを作成し
眺めてみると見えてくる
そんな話です。


『年計表』確認のススメ



毎月毎月過去12ヶ月ごとに
集計する金額の集計を折れ線グラフにしたもの。



例えば、
〈2018年10月〉
2017年11月から2018年10月分までの合計
〈2018年11月〉
2017年12月から2018年11月分までの合計
〈2018年12月〉
2018年1月から2018年12月分までの合計



といった具合に
一年一年で集計するので
春、夏、秋、冬などの
季節の変動も加味されたものを
見ることができます。



過去3年分36ヶ月分のデータを並べてみて
その折れ線グラフが



『上がっているのか』



『横ばいなのか』



『下がっているのか』



全社のものと
店舗ごと(A店、B店、C店…)
と並べておくと、



どのお店の傾向が
全社に影響を与えているのか?



いつから、変化が見えるのか?



その折れ線グラフの変化の角度は
ジリジリしているのか?
劇的に変化しているのか?



どんな些細なことでも
気づきをあげてみます。




例えば、こんなこともあります。



全社で売り上げが伸びているが
全国でチェーン展開しているお店ごとの
年計グラフを見ると



ある店舗が異常に伸びていて
ある店舗はだんだん
低下しているようなケース。



年計表を見て
これらの変化に気づくと
早く対策もとることができますね。



事実(折れ線グラフの変化の傾向)



理由(変化した時期に何が起こったのか)



対策
(その理由に対しての対応)
その対策を以下の観点から考えてみる。
例えば、インパクト(効果)、費用、
スピード、対応の難易度



などを、店長さんまたは、
事業部であれば事業部長とともに、
現場一体となって
知恵を出し合うのも
考えてみてはいかがでしょうか。



年計表について、
税理士さんに相談されるのもいいですし、
全国にいるキャッシュフローコーチ(CFC)に
相談するのもいいですね。



今日はここまでです。