(vol.0276)
こんにちは!
社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。
今日は地元での初詣、
夜、テレビ電話での
グループコンサルを受けました。
夜、何気なくテレビを見ていると
「左官店」、「育成」と
聞こえてきたので
テレビに集中しました。
人材育成について
とても大切な内容だと思ったので
覚書で書きました。
長くなったので今日と明日
で分けています。
NHK 『ひとモノガタリ』
若手職人を育てる“職人管理職”の悪戦苦闘
背中を見ろとは言いません
〜若い職人の育成現場で〜
“「一人前になるには
10年かかる左官職人に4年でなれる」
をうたい文句に、多くの若者を募る
左官屋が東京にある。
深刻な職人不足の中で
若手の育成方針を転換。
1年目から現場でコテを
握らせ手厚い指導を行う。”
創業69年の原田左官工業所。
育成の責任者は「番頭」と呼ばれる
“職人管理職”
自らは厳しい先輩の
「背中を見て育った」
(NHK HPより引用)
モデリングなどの手法で育成を行う
原田左官工業所の育成方法が書かれた
『新たなプロの育て方』
(クロスメディア・マーケティング)
書籍でも読んでいますが
お客様にもオススメしています。
以下は放送から
◾️想いのこもった現場のシフト編成
現場にベテランの職人と新人を
仕事の内容と相性と
ここまでやってくれたらいいなとか
期待して(配置を)書く
◾️作業姿をビデオで撮影
新人に、ベテランと自分の映像を
比較して見させて、
本人に課題を見つけさせる。
指導係のベテランが
「具体的にどうすれば
いいかわかった?」と質問し、
新人自らに考えて答えを出させる。
◾️しばしば番頭が現場を見て回る
ベテランが若手に無理を言ってないか?
工期に無理がないか?
細かくみる必要がある。
◾️若手に嫌になら
させないためにどうするか?
若い職人の業界離れに直面し
8年前から手厚い育成に取り組む
留まってもらう必要がある。
手厚い育成方針に、
当時はベテラン職人たちから
反対意見が出た。
急先鋒が大番頭の堀越さんが
そうだった。
◾️職人の考え方がそうだった。
職人の世界では通用しない
腕が良くならないよ。
堀越さん自身が15歳から
はじめの5年は
先輩を支える下積み仕事ばかり。
コテを持たせてくれないから
こそこそ隠れてやっていた
日曜も休まないで出る。
仕事が欲しい。
職人って誰にも負けない
という意識がどっかである。
◾️育てながら仕上げて欲しい
現場に新人とベテランの職人をつける
背中を見せるのではなく
やらせて覚えさせるという
会社の方針。
とはいえ(ベテランは新人の仕事が)
気になる。
だが、それでも手を出さない。
若手の育成をしながらの作業、
工期が遅れがち。
堀越さんがベテランに
フォローを入れながら
現場に迷惑がかからないように
対応しようとする。
終わったのは夜中の1時
先輩たちは最後まで
手を出さずに見守りつづけた。
新人へのインタビュー
「自分を削ってでも相手に尽くすのって
ってグッとくる。
時間がないのに手取り足とり
教えてくれたりすると
申し訳ないという気持ちや
ありがとうございます。という気持ち。」
今日はここまでです。
続きは、明日のブログへ。
