橋下氏は「大阪都構想」を掲げて、11/27の市長、府知事ダブル選挙に挑む。
府知事の任期終了を待たずに、知事を辞職しての挑戦である。府議会の反対にもめげずに・・・。反対する者は既得権益に拘る御仁達とばかりに、「大阪市庁をぶっ壊す。」と、意気盛んである。確かに、今までの既得権益の柵にしがみつけば、改革など出来ない。大阪を、活き活きとした活気のある都市に改変しようとすれば、大胆さが必要である。意志は分かる。

 かつて、坂本龍馬が、大政奉還を果たす原動力になったものの、新撰組やら、幕府側の武士に目の敵にされて、挙げ句に暗殺されてしまったように、変革の裏には、必ず既得権益に捕らわれる反対派が、画策し、策動するものである。明治維新後、暫くしてから、坂本龍馬は、勝海舟や、西郷隆盛等と共に、評価されたではないか。

 「大阪維新の会」には、文字通り、大阪を変革し、そこから大きく日本の経済を、蠕動させてほしいものである。凡人では考えつかない構想をもって挑戦する橋下氏に、大いに期待したい。
多少の独裁色は仕方がない。今までの歴史がそうであった。妥協ばかりでは、何も進まない。

「大阪秋の陣」の幕が切って落とされた。