今年初蜂蜜搾り
先週様子を見たところ蜂蜜が溜まってきていたので今年初の蜂蜜搾りです。
去年の台風後初でもあります。
台風を乗り越えた蜂たちの努力によって約6ℓほど収穫できました。
今回の蜂蜜は今まで比べて非常に粘り気の強い蜜でした。
こうやって蜂蜜を濾し器を通してからペットボトルに移すと下ではこんな感じです。
蜜が固いと言えばいいのでしょうか。
下のほうに溶けていくのに時間がかってどんどん高くなっていました。
今までこんなの見たことが無いです。
他の養蜂事業者に聞いてみたところ蜂蜜を搾ったときの気温が低かったか、周囲が乾燥していて蜂蜜の濃度が非常に高かったのではないかとのことです。
あと、蜂蜜を搾る時にでる蜜が付いた巣の欠片(蜜蓋)を食べてみるとなんだがパラパラしていてまとまらない感じ。
今までと食感が違いました。
これに関しては恐らく今までと違うものを蜂たちが食べているのでしょうとのこと。
蜂の巣はミツバチたちの身体から分泌したものでできているので、必然的にミツバチたちが食べたものによって巣の質が変わるそうです。
本州だとセイタカアワダチソウの蜜を集める時の巣がそんな食感になるらしいです。
小笠原ではほぼ見る事がない植物ですから、一体何を食べてたのでしょう?
今までと違うと言う事は何かあったと言う事。
恐らく昨年の台風でいつもの時期に花が咲かなかったり、普段その時期利用しない花を食べてたからかもしれませんね。
同じキク科の植物ですとオオバナセンダングサあたりが台風後いっぱい出ていたでしょうか。
蜂たちは環境の変化に対して非常に敏感ですね。
彼らの事をもっと知れると結果小笠原の植物事情も分かってきそうです。
カっちゃん


