TCCのベテランさんなら誰でも織りの課題に登るX織りである。

今日は豊川市から通うItoさんが課題の織物を織り分けていた。

Itoさんは経糸はホワイト、ブラック、グレーを使用して

4色で4枚の織物を織る課題である

方眼紙の意匠図と首っききで

「こっちが重口で、こっちが軽口で」

 

「あ〜!、解らなくなっちゃった」

「こうだろ、こうすればどうなる?」

「解ったわ、上は上なのね」

まるで、訳のわからないやり取りの中でこの世にない

織物が作られていく

簡単に解ってしまっては面白くないし、

教わる方も楽しくない、難題を解決してこそ織物の楽しさと、

奥深い世界へ突入していくItoさんである

創作には 想像から 創造を追う