古い三河木綿と新しい技法

以前に当ブログで紹介した骨董江戸家さんのお嬢さんが今日はお友達と手織体験でご来店である。 先日同様古い三河木綿が出て来たので観察と研修をして古い時代の生産方法......
 

手紡ぎの羊毛を仕上げた。

出来上がりは普通で面白くはない

正月の作品だからもっと面白さとか変化とか将来への期待とかが欲しい

えいっ!なむ八幡大菩薩

温度を上げた湯の中に作品を入れた。

うむ、すると徐々に織物に変化が生じて来た。

「しまった!」

やりすぎたかも知れない

私は縮絨を止めて作品を引き上げた。

糸は膨らみ不規則な地紋が織地に広がったいた。

良い感じではないか、

作ろうとしても出来る物ではない物が出来た。

では、もう一度やってみるか?

思案のしどころではあるが、データーだけはとっておきたい。