TCCの手織教室の生徒さんのitouさんがバッグ生地を織り始めた。

「円筒の形で縫い目の無い織物を教えてください」

と、言う訳で組織の授業がはじまった。

組織図を作り円筒形を織る為の授業を終えて

「なるほどね、こうすれば良いんだ」

(写真は円筒形の織物ではありません)

 

しばらく円筒形織りを織っていたが

「先生、本体は織りました。バッグに蓋を付けるにはどうするんですか」

またまた、難題を提案してきた

そこで蓋を織る為の組織図を作ることになった。

(写真は円筒形の織物ではありません)

 

組織と意匠図を作って蓋をつける作戦を伝授する

「なるほど!、わかったけど大変ですね」

「これをわかる人も少ないが、やる人もいないね」

何だか禅問答の様な会話で本当に織物が出来るのかしら、

(写真は円筒形の織物ではありません)

 

「先生、もっと組織を教えてください!」

「何でも教えられる事は出来ないが、織物に織り上げないと意味がないぞ、

私のジャガード織物意匠屋人生の中からこのレバー織機で織れる織物を教えることにしよう、

「ただし、質問出来なければ教えられないな」

「頑張ります!」