今日の竹島クラフトセンターを覗いてみると
こんな作品が持ち込まれて披露されていた。

三河木綿の三河縞で作った大型のがま口である

確かに、竹島クラフトセンターで織られていた
三河縞にしては大胆な縞割であったが
作品になってデザインが生きている
自らの手で一本一本織り込んだ苦労を思うと
「これは大切に使わないと」
と思わすには十分な作品である。

で、でかい!
タブレットも入るサイズである
作者は生徒の鈴木ひろみさん
使用している布はひろみさん自ら織った三河木綿である
「わー!、素敵」
「可愛い!」
作品の披露で教室内で完成が上がった

そこで過去のブログの写真を探してみると、
確かに数年前に織り上げた三河縞である
数年間、温めて置いた大切な布を作品に仕立てたのです。

布は使ってこそ価値があるのです。
伝統工芸で織っただけでは技法の価値だけであって、
生命を守り生活を飾るために使ってこそ、
人類が織り続けて来た意味があり
それこそが 民藝の意味である。