何を織るのか

先週から織機に妙な装置が付き

懸命に織機と戦っている生徒がいる

何を織るの?

タペストリーです

「麻の繊維の毛羽が・・・」

よく見るとなるほど

「開口が開かない!」

しばらく開口と勝負しながら織り始めて

「先生!なんとかなりそうです」

「そうか、それは良かった」

 

織りと勝負の時が過ぎる

 

生徒の苦しみは解るが

優しく出来ぬ時があるのだ

我慢、我慢だ。

今は金と時間では代えられない修行の時なのだ