夏休み本番となった今日は暑い中をたくさんの観光客が

竹島に訪れて、クラフトセンターも大忙しであった。

そんな中、朝一番のお客様がご来店です。

ご一家で三河木綿の手織り体験に来てくれたのです。

お好きな色糸を選んで織機に向かい

スタッフから織物の原理と織機の操作を教わりながら

体験は進みます。

一本一本糸を織り込む毎にコースターが姿を現してきます。

「今度は上かしら?」

「手織りはすぐに直せますから大丈夫です」

「そんなこと言われても」

お父様は黙々と静かな織り方で、お母様は優しい織りを見せて、

お嬢様は元気でしっかりとした布が現れてきました。

「本当にやって良かったです」

「楽しいです」

と、嬉しいコメントをいただきました。

そして、ご一家のコースターが完成しました

おめでとうございます

 

最後に、夏休みの研究課題を織物にしようと

植物の棉花から糸を作る作業も体験することになり

糸車の登場となったのです。

日本の棉の伝来と、幻の棉となった和棉の話から

現代の世界の棉と糸の話を聞きながら体験が続き

「わー、魔法のように糸が出来たわ」

「すごい棉が糸に変わって来る」

と驚きの声が上がっていた。