竹島クラフトセンターの午後のひととき

生徒の皆さんがそれぞれの課題に向かって織りに取り組んでいた。

風通織りの新作を織機から下ろしたばかりのAoyamaさん

次の作品に取り掛かるのだが

「何にしようかしら・・・」

今はそーと見守るしかないな。

 

玄関入り口の昭和の高機で織っているのはToshieさん

勤務の合間に竹島へ通い機織り修行である。

三河木綿の反物を織るのは容易なことでは無いが

昔はこうして生産していたことは事実である、

大量生産品とは違う 手触り 肌さわりと 布が体に馴染む

感覚は手作り品でなければ味わえない。

手紡ぎの作業のHaramiishiさん

自分の畑で栽培した和棉を糸に引いている

延々と続く糸紡ぎだが楽し気にやっているのは

脳内物質が作用しているのであろうか、と思えてしまう

 

それぞれが勝手気ままに作業しているようだが

互いに作業の内容が理解できる仲間だからこそ

無言の空気を共有しながら作品を作っている教室である。