前に手織り体験の予約をいただいていた5人組のお客様がご来店である。

連絡を受けて竹島クラフトセンターに行くと、すでに手織りの作業は進んでいた。
「ここはこれで良いのでしょうか?」
「うまく織れないな」
などと言いながら会話が弾んでいた。
皆さん美人の集まりで、今日は竹島で手織り体験と決めてのご旅行だそうで
TCCの主人はなんとなくそわそわした気分を引き締めて教え始めた。



「両耳が綺麗に揃わないのは糸を置く角度に問題がある」
「人生のやり直しは出来ないが手織りは織り直せるのだ」

「あら、すごいわ、直せるのね」
「そうだ、これは毎日言っておる」
美女達に受けるとご機嫌のTCCの主人である。(これはいつまで経っても治らない病気であるな)



「どちらからですか?」
「名古屋からです」
「どこの学生さんですか?」
「わー!うれしい!学生だって」
「みなさんお綺麗だから年齢がわからなくて」



などと会話が弾んだころにコースターが織り上りました。

「貴女の綺麗だわ」
「うれしいわ貴女のだって綺麗よ。忘れられない記念になるわ」

「おじさんも忘れないでくれよ」
「忘れないよ、また来るからね」

最近の若者達はネットで情報をしらべてから計画を立てるので、
このブログも見てのご来店のお客様が多くなりました。

短い体験時間ではあるが、会話の中で少しずつお互いに解って来て心打ち解けて、
手織りの師匠と弟子の関係が出来て初めて手織りが完成すると思っている。

NHK BSプレミアム[イッピン]の撮影の休憩時間に
「鈴木先生は私の師匠だよね」
「そうだね、泉ちゃんは私の弟子だ」
と言った森泉さんとの会話を思い出していたTCCの主人でした。




TCC竹島クラフトセンター
愛知県蒲郡市竹島町2
TEL:090-5100-8109

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