私が栽培している棉を比べてみたら



棉の種を広げて写真に撮ってみました。

左から天竹神社由来の三河地棉、木浦380号、和棉伯州棉、洋棉の順です。
伯州棉と木浦380号は遺伝子は近いと思われます。

一方、洋棉は明らかに植物の種類が違う事がわかります。
木が枯れて棉を収穫することから大量収穫するには枯れ葉剤を
使用する意味もわかります。

一番左側の三河地棉は綿毛は短く0,9cm~1,2cmしかありません
こんなに毛足の短い棉が何故今日まで生き続けて来たのだろうか
天竹神社の神事として長年植えられて生きていた三河地棉は
花も葉も幹も他の和棉とは違っています。

日本では三河のここだけに生えている棉の種類です。
誰も問題にしないが、崑崙人の持ってきた棉でなくても
三河の地棉は滅危惧種の植物なのかも知れないのです。