「梅の木の枝を切ったから持って来たわよ、」

「梅の木の剪定する時教えてね切りにいくから」
って言っておいたのに、梅の枝が先に運び込まれた。
竹島クラフトセンターの[草木染めサークル]では
メンバーが草木染めに挑戦しています。

大自然から頂いた色を、自分の糸に染める、
それは、まったくの自然の色である、
神から頂いた色といっても過言ではない!
科学物質で染めた色は、染料でも顔料でも限りなく同一色素ですが
草木染めの色は自然から染み出た多色の色素の集合体である。

だから、自然の柔らかさであり人の目に優しいのです。
「だけど・・・。染めるたびに染まりの色が違うの」
と草木染めのリーダーは言う、

だから草木染めであり、自然なのです。

ワインが葡萄の取れた土地や年の天候などによって味や香りが違う様に
草木染めも違ってくるのです。
「これは何年物の梅ノ木よ、これは何年物の藍の草よ」
って言うことです。

今回は綿の30番手の双糸を染めるのですが、その前に糸の汚れや
油分を取り除く精練という作業に入りました。(写真)

続くからまた読んでね