【作ってみる】偽菊製作記:塗装下準備 | TAKE IT EASY

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こんばんわ、寒さに耐えながらこの日記を書いているTAKEです!

東北は福島県に住んでいるのですが、俺の身体はどうやら寒冷地仕様になっていない為に寒さにそんなに強くないみたいです。

末端冷え性なのか年がら年中指先が冷たく、おかげで夏場はとてもありがたいのですが、冬になると指がなかなか動かないのでこうしてPCで日記を書く事は勿論、ギターを弾くのも大変なのです。

雪も降り始めたし、そろそろ本格的に暖房の出番ですね。


そんな心が温かい俺ですが(←手が冷たい人は心が温かいって言うのでw)、相変わらずギター製作に勤しんでいます。
第一話:【作ってみる】偽菊製作記:宣言篇
http://ameblo.jp/take-it-easy-web/entry-11668235780.html
第二話:【作ってみる】偽菊製作記:事前
http://ameblo.jp/take-it-easy-web/entry-11675913692.html
第三話:【作ってみる】偽菊製作記:塗装剥離
http://ameblo.jp/take-it-easy-web/entry-11686597758.html
第四話:【作ってみる】偽菊製作記:研磨
http://ameblo.jp/take-it-easy-web/entry-11718898176.html

…という事で、前回は塗装剥離を終えたボディを更に研磨したところまで書いたらしいです。

今日はその続きで、塗装の為の下準備篇です。


調べてみたところ、木材を塗装するにはそのまま直接塗料を塗ってもダメらしいのです。

というのは木材の導管がその塗料を吸い込んでしまうので、かなり厚くぬらないとしっかり色付かないとか。

しかしながらそんなにたくさん塗料を使うのもなんとなくボディに良くない気がするし、それになによりも塗料もお金も勿体無いですよね(笑)

という事で、下記の手順で進めていくのが一般的らしいです。

・との粉で目止めを行う
・ウッドシーラーを塗る
・サンディングシーラーを塗る
・ベース塗装をする
・本塗装をする
・クリア塗装をする

…めんどくさいですねwww

まぁしかしながら工程を省いてしまったらその方が後々面倒な事になる気もするので、とりあえずはこの工程どおりにやっていこうと思います。


って事でまずはとの粉で「目止め」を行います。

これにより木の導管を埋めるらしいですが、木材の種類によっては必須事項では無いようです。

しかしながらST250は必要なのか不要なのか解らなかったのでとりあえずやる事にしました。

コレがとの粉です。

中には土のような物が入っていて、それを水に溶いて刷毛で塗っていきます。

との粉と水は説明書どおり1:1で混ぜてみました。

コレを刷毛でギターに塗っていきます。

こんな感じに全体を塗ったら、半乾きの状態のうちに布で木に刷り込むようにしながら余分な部分を拭き取ります。

一度では導管が埋まりきらない事がほとんどらしいので、とりあえず3回やりました。


上記作業後、完全に乾燥させるとこんな感じになります(一日以上放置させました)

泥が付いた車ってこんなふうになりますよね、そんな様子を思い出しました。

それはともかく、ここまで乾燥させたら今度は#240のペーパーで表面の余分なとの粉を削ります。


そしたら今度はウッドシーラーで下塗りをします。

これも目止めの一種らしいですが、「だったらとの粉の作業いらないじゃ~ん!」って思うよね?

しかしながら導管が深いとウッドシーラーだけじゃダメらしく、その場合はやはりとの粉による作業が必要になるらしいです。

ちなみに今回はコレを使用しました。

調べたところ、どうやらコレでもウッドシーラーの代わりになるらしいのです。


という事で簡易的に養生をして、ギターを吊るした状態でスプレーしました。

なるべく厚くならないように、気泡や液垂れを作らないように気をつけながら数回にわけてやりました。

そして再び一日以上放置して乾燥させました。


次の作業はサンディングシーラーの刷毛塗りです。

簡単に言うとボディ表面の凹凸をコレで整えます。

塗装した後で研磨する事で平面を出すので、コレに関しては多少厚めに塗りました。

これも一時間ほど放置して乾燥させたうえで再び塗りました。

そして再び一日以上放置して、乾燥したのを確認したら#400のペーパーで研磨。


さぁここまできたらとうとう次は本格的に色の塗装になっていきます!!

偽菊をどのように再現するかは正直まだ思案中ですが、いくつか考えてあるのでどれを選択するかはじっくり考えて決めてみようと思います。


ちなみに余談ですが、今回の作業で2つほどミスをやらかしましたw

まず一つ、サンディングシーラーを容器に移して使用したのですが、容器と液の相性が悪かったのか…

こんな事になりました^^;

ラッカーとプラスチックを混ぜるとこうなるんですね、無知って怖い。。。


そしてもう一つ、との粉の作業は浴室で行ったのですが、粉と水を混ぜる際に浴室の水道を使おうとしたら…

シャワーが選択されていて、この寒い時期に冷水を浴びました。服を着たままで。

今んトコ風邪の予兆はありませんが、冒頭で書いたようにもう雪が降り始めたほどの寒さなので今後も健康管理には気をつけようと思います。


それでは!


---ZERO TAKE---