映画『ノートに眠った願いごと』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『ノートに眠った願いごと』

原題:秋へ.../Traces of Love
この映画はラブ・ロマンスとミステリーの調和に、韓国の紅葉の景勝地が素晴らしく、ビル崩壊から瓦礫の下に閉じ込められたシーンではは9.11をも連想する~

ノートに眠った願いごと Traces of Love
ソウルの百貨店崩壊事故は13年前、1995年6月29日のこと当時ニュースで知ったこの衝撃的な人災とも呼べる大惨事が物語の背景に重く横たわっている。
旅番組ディレクターのミンジュ(キム・ジス)と司法研修院生のヒョヌ(ユ・ジテ)は1ヵ月後に結婚を控えデパートに家具を見に行く約束が、ヒョヌの仕事で先に行ったミンジュが待ち合わせ場所の地下のコーヒーショップで件の事故に遭遇する、ミンジュの死は自分のせいだと苛まれるヒョヌは、一方で手抜き工事や巨悪への憤りも感じたのだろうか、目指していた庶民に親しまれる弁護士を止め、検事への道を歩み始める。そして10年後、自責の念を抱えたままのヒョヌ検事の元へミンジュの父(チェ・ジョンウォン)から届けられた一冊のノート、そこに綴られていたのはミンジュとヒョヌの叶わなかった願い新婚旅行の夢だった。偶然休職処分を受けたヒョヌはそのノートのルートをトレースする、切なく哀しい一人旅に出る。
旅先で何度も出会う謎の女性セジン(オム・ジウォン)もミステリアスで、ちゃんとヒントは与えられていたのに、あのコーヒーショップのアルバイト店員だったなんて全然気付かなかった、このことは物語に興味深くする要因になっているし、ヒョヌが再生し、巨悪に立ち向かう勇気を与え、ヒョヌとセジンのラブストーリーへと繋がるエンディングも好印象です。韓国で唯一の砂丘が残るというウイ(牛耳)島、紅葉輝くソセウォン(瀟灑園)へと続く旅も、興味深いです。
(wowow ディレクターズ・カット版)
追伸:この映画の公式サイトを探していたら既にクローズしていたけど、かわりに覗いた下記のサイトに自分が感じたこと疑問に思ったことのほとんどすべてが語られていました、興味を持たれた方にお勧めです。

坂和総合法律事務所の”映画評論 ノートに眠った願いごと”