映画『キング・コング』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『キング・コング』

原題:King Kong
長い映画が特別版で201分とさらに長い、オリジナルは1933年、リメイクは1976年版もあるけど、一粒で3度も美味しく楽しめるという優れものの映画だよね・・
キンングコング特別版. king_kong_ver5
前座が結構長くて、まだかまだかと思いながらも、アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)とカール・デナム(ジャック・ブラック)が出会って船に乗り込むまで、なんだか1930年代の雰囲気も出てるカンジだし、このドラマだけでも十分楽しめる。二ツ目はメインへとつながる貨物船でスカルアイランドを目指す旅、そしていよいよキングコングの登場、霧に覆われた島へと乗り込んで原住民との遭遇から恐竜達や未知の生物との戦いも含めて、勿論有り得ないような圧倒的な物量作戦で登場する恐竜たちとのバトルはスリルとスピードに溢れ、冒険心も満たしてくれる。
でもキングコングのいいところはそれだけに終わらず、やっぱり美女と野獣が心を通わすところだよね、そこには夢のような世界が広がる。トリはニューヨークエンパイアステートビル、捕らえられ見世物にされたキングコングがアンの愛を求めて荒れ狂いビルの頂上へと登りつめ、あの日2人(?)で眺めた夕陽を再び目にすることとなる。あえてこの物語に苦言を呈するとすればキングコングが飛行機に打ち落とされたあと、あっさりアンがあこがれの脚本家ジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)としっぽりしちゃうところ、多少なりともキングコングの死を悼む余韻を残して欲しい気がしたのだが・・・。
(10/14wowow)  King Kong