映画『日本沈没』
田中角栄の"日本列島改造論"刊行が1972年6月、7月には総裁選に勝利するが、ピーナッツ一粒1億円など金脈問題で1974年12月首相の座を追われる・・
小松左京の"日本沈没"が刊行されたのは1973年のこと、執筆開始は東京オリンピックが開催された1964年とのことだが、多分に日本列島の高度経済成長に対する皮肉を込める気持ちがあったのだろう。・・まるでジプシーの如く国土を持たない日本人が世界各地に散らばり彷徨う・・。・・しかし元来勤勉で頑張り屋の日本人は幾多の困難も排斥も乗り越えて、どこかの広大な砂漠地帯を買い取り緑化に成功して新日本国を建設する、というような第二部も想像できたりするのだが、・・はたして・・この映画を観る限り日本列島の全国土が海底に沈降するわけではないようだ。その主犯格は地球生命学博士の田所雄介(豊川悦司)と潜水艇パイロットの小野寺俊夫(草なぎ剛)、そしてほう助罪は世界中から掘削船を集めてきた危機管理担当大臣の鷹森沙織(大地真央)・・ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子(柴咲コウ)はバイクの転倒にもめげず頑張っていたが彼を止められず同罪、・・日本海溝のプレートに未知のN2爆弾をぶち込んで沈降を止めてしまう・・日本の地図はすっかり形を変えてしまい、ますます島国、小島国家になってしまった。
はてさてこれから日本はどうなるのか・・見所は柴咲コウのレスキュー隊員ぶりかな、ロープを使っての降下訓練などはリアルでオォッ彼女もやるもんだねってカンジに良く出来ている、内閣総理大臣役の石坂浩二がライオンヘアー小泉を思わせる活躍なところもなかなか面白い・・。(5/6wowow) 日本沈没