映画「幸福な食卓」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
2007-02-01 01:56:48

映画「幸福な食卓」

テーマ:読書・映画

最後に映る食卓には家族の食器が幸せそうに揃ってる・・「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」・・訳の分からない奈落の底から蜘蛛の糸が静かに救う・・
幸福な食卓 koufuku_syokutaku
父(羽場裕一)は自殺未遂、母(石田ゆり子)は家出してパートしながら1人暮らし、兄(平岡祐太)は成績優秀なのに大学受験を止めて農業の道へ、佐和子(北乃きい)は梅雨時になると途端に元気がなくなっちゃう・・バラバラに崩壊した家族だけど、それでも佐和子はあんまり意に介してないようだよね、不幸な境遇なのに普通に暮らしてる、そんな彼女を見てるだけで胸が詰まる思いがする。
父さんと母さんが立ち直ったのは、ただ時間が解決しただけのようにも見えるけど、子供達は人と人のいい関係によって進化したよね、語られる言葉も決して多くはないのだけど、文字通りに命を懸けた初恋と初キスの相手の大浦(勝地涼)は勿論、結果的にガブリエルと兄を救ったのではないかと思う小林ヨシコ(さくら)も佐和子にとって、とっても大きな存在にみえる。
序盤は訳の分からなさに少々落ち込む感じだが、途中からジワジワと感動に巻き込まれてきて涙が止まらなくなった・・。
北乃きいの成長と演技の存在感にも驚いた。史上最年少の14歳でミスマガジン2005のグランプリを受賞した時はビジュアル的にどうかな~って思っていたけど、この映画ではもう十分に女優としての地位を築いてる。それにしてもあの時、ガブリエルがもしもあの日いなくなっていたら、きっと二度とチキンを食するなんて出来ないようになっていたと思う・・から、本当に良かった・・。やや難点を言えば大浦のママが呼んだ弟の登場が、唐突過ぎることかな・・、・・クリスマスのお祝いを80回って言ってたのに、ただ一度のプレゼント交換さえ成し得ぬままに終わりがやってくるなんて・・それでも最後の食卓にはみんなの食器が揃ってた・・これは最高に素晴らしい映画と言いたい・・。(レイト)  幸福な食卓

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