映画『カミュなんて知らない』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『カミュなんて知らない』

アルベール・カミュ「異邦人」"今日ママンが死んだ"、カミュなんて知らない、異邦人も読んだことない、ただ、太陽が眩しかったから、という不条理殺人・・
camu カミュなんて知らない
そして、"人殺しを経験してみたかった。人を殺したらどうなるか、実験してみたかったと言ってもいいです"、という高校生による愛知県豊川市で実際に起きた2000年5月の老婆刺殺事件・・
そこで、ブレークダンスしている学生達のなかでレイ(黒木メイサ)が控えめに目を引く・・、ここは立教大学のキャンパス、さらに文学部の映像ワークショップで製作する映画『タイクツな殺人者』、監督松川直樹(柏原収史)、助監督久田喜代子(前田愛)、撮影担当本杉(阿部進之介)、制作担当上村(鈴木淳評)、美術担当大山(田口トモロヲ)、演劇サークルから主役として引き抜いた池田哲哉(中泉英雄)、そして指導教授で元映画監督の中條(本田博太郎)も顔を出す、彼らがクランクインを控えて稽古と準備に激しく余念がない・・。
それにしても松川の恋人ユカリ(吉川ひなの)は小顔で可愛い、あそこまでしつこくされたら、嬉しい、イヤ怖いというかウザイ、だけど演技はともかくとしてやっぱりなんだか愛おしい。そしておとなしそうなのに性格悪いレイも加わって、彼らの映画のなかの映画の枠を超えて、愛憎に満ちた事件が続発する。・・申し訳ないが、物語に入り込めないままに睡魔に誘われ上の空の夢うつつで観ていた。・・人間関係の出来事を盛りだくさんにして意外性もあって悪くはないのだが焦点が定まらない、散逸してしまう、まさに不条理・・。(1/11wowow)

カミュなんて知らない