映画「大奥」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
2006-12-28 00:54:31

映画「大奥」

テーマ:読書・映画

中奥と大奥の渡り廊下「御鈴廊下」にフジテレビ系列の女子アナウンサーを全国から集めてズラリと並べた、粒ぞろいの美人ばかり、でなくとも見事ではある
仲間由紀恵 井川遥
時代は18世紀、江戸幕府も百年を過ぎ、町人文化の花開いたころ、中奥(まつりごと)にも大奥にも対立は激化していた。その火種の矛先は若くして大奥総取締となった絵島(仲間由紀恵)へと向けられる。歌舞伎役者の生島新五郎(西島秀俊)と絵島の不義密通を仕向け、側室で現将軍の生母月光院(井川遥)と将軍を補佐する間部詮房(及川光博)を追い落とそうとする前将軍の正室天英院(高島礼子)側の陰謀、大奥史上最大のスキャンダルといわれる「絵島生島事件」が題材となっている。
前半少々欲情話に走りすぎている、かといって大胆な濡れ場は全くないからチョット欲求不満な状態に陥る。それとナレーションでの説明が多すぎる印象、やはりドラマでは岸田今日子の独特の調子と声のナレーションが強烈だったので、梶芽衣子(大奥~華の乱~では余貴美子でした)のナレーションは上手ながらも見劣りしてしまう。
物語のほうは、山村座炎上あたりからとんとんと進むが、窮地に陥った絵島は子供の一言、つまり七代将軍の家継によって"もっと軽い刑にしてやれ"と、救われる、二人とも磔になってしまっていたら悲しすぎるからね・・印象的だったのはラストシーン・・裏切りを詫びて泣き崩れる月光院と、後は余生と割り切れるほどに一夜で女の幸せを満喫できた、と言ってはばからない絵島、それほどに熱く激しくも燃え尽きたというのか・・。どちらかといえばスクリーンのなかの、女性よりも江戸の町を彩る花々や紅葉はさらに美しくもあり映えていた・・。  大奥