映画『オリバー・ツイスト』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『オリバー・ツイスト』

原題:Oliver Twist
こんな、いたいけな少年をいじめ痛めつけるなんて、なんて身勝手な大人達、時代が時代とはいえ、可哀そう、さすらう少年の心に安らぎの日々は来るのか
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19世紀の、イギリスもまた貧富の差が激しかったころ、孤児のオリバー・ツイスト(バーニー・クラーク)は9歳にして養育院から救貧院に移るが、仲間達とのクジ引きで"もっと食事を"の要求をする係になったせいで追放処分、葬儀屋に奉公に出される。そこでもいじめは絶えず、一人逃げ出し何日もかけて70マイルを歩き、途中親切なおばあさんに助けられ、やっとロンドンにたどり着く。靴は擦り切れ服はボロボロ、道端に倒れていたところを誘ったのがドジャー少年(ハリー・イーデン)、彼はスリ仲間の一味だった。・・ここからオリバーの運命をもてあそぶように、可哀そうな出来事はまだまだ続く、フェイギン(ベン・キングスレー)はスリ集団の親方、一番の悪党のビル・サイクス(ジェイミー・フォアマン)、2歳からスリ集団として育てられたが本当は心優しいナンシー(リアン・ロウ)、そして運命の出会いはブラウンロー(エドワード・ハードウィック)、彼は無実のスリの罪で捕まったオリバーを引き取るのだが・・、彼らの間でオリバーは波間を漂う木の葉のように運命に翻弄される。観ていてとってもかわいそうだ・・オリバーは実はブラウンロー氏の孫だったのに・・ 映画の印象としては、"アイ・アム・デビッド"ほどには物語に入り込めず、睡魔に襲われたが、とにかく可哀そう、無邪気にさえみえるバーニー・クラークの演技とともに、いたわしく切実な境遇が胸に迫る..。(10/15wowow)  オリバー・ツイスト