研修会とイグサ刈り取り | 酒井タタミ店二代目 長崎県 島原市 南島原市 雲仙市 島原半島 違いがわかる畳屋さんの畳職人日記

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7月2、3日 研修会とイグサ刈り取りのため熊本県八代市へ行ってきましたニコニコ


今回は長崎県畳組合青年部の研修会とNPO法人たたみネット21の研修会を組み合わせた形となりました。


長崎市からのメンバーと共にフェリーで熊本へ渡り、八代市へ。


八代市到着後、まず向かったのはイグサ刈り取り真っ最中の田んぼへニコニコ


いつもお世話になってる方と車ですれ違うのも普通になってきました(笑)


気になる今年のイグサの出来は?






収量は少し少ないものの草質は良いとの事べーっだ!


ただ、植え付けが遅かったところは草丈も短く収量が更に少ないようでした。
道中で見てきた田んぼでも、かなり心配なところがあり…あせる


植え付けてからの寒さや梅雨前に気温が低かったのが全体の収量に影響しているようで、遅い植え付けだったところは、その影響がはっきりと出た感じでした汗




田んぼを後にして昼前に八代ハーモニーホールで開催されていた某機械メーカーの展示会へ。


午後3時からはNPO法人たたみネット21主催の情報交換会。



かなりの方々に参加いただき、産地の現状や今年の状況、様々な情報交換や質疑応答が活発に行われ、参加された方々も大変勉強になったことと思います。



終了後、八代市のい業議員団の方々も交え懇親会ナイフとフォークビール


ここでも色々と情報交換が出来て盛り上がりましたにひひ





翌日はいよいよイグサ刈り取り!


懇親会もあったので少し遅めの午前4時半に集合し、2~3名づつ各生産者さんのところへ。


自分と大分県日田市の いのくま君(いのくま畳店)は当店でも畳表を取り扱いさせていただいている谷口さんのところへニコニコ


既に刈り取りと泥染め作業中で、少し泥染め作業をして刈り取り中の田んぼへ。



刈り取りは終わり頃だったので、私のハーベスタ(イグサ刈り取り機)の腕前を見せることは出来ず(笑)


刈り取ったイグサを持ち帰り、泥染め作業。
泥染めとは染土をイグサに付ける作業で、染土を付ける事によりイグサを保護し、イグサの吸放湿性が生まれますべーっだ!


(写真は いのくま君べーっだ!




泥染め終了後、前日から乾燥させたイグサを乾燥機から出し、袋詰めし保管場所に入れる「釜出し」



乾燥機から出したイグサを数束まとめ、余分な染土を落とし袋に入れるため、染土が倉庫内に舞いマスクしないと大変ですあせる


また保管場所に積み上げる作業は暑さとの戦いですあせる



この日は刈り取りが早く終わったため釜出しまでしてから朝食おにぎり



ご家族と楽しくお話ししながら小休止した後は、刈り取って泥染めしたイグサを乾燥機に入れる「釜入れ」





今度は泥染めしたイグサを扱うため、泥まみれになっちゃいますあせる


この乾燥機に入れる量分を刈り取りするんですよニコニコ



釜出し・釜入れ それぞれ一時間半の作業です。




休憩後、田んぼに行き、次に刈り取りをするための準備をします。


イグサが倒れないように張ってある網を外す「網上げ」




私は何度か経験しているので、杭から網を外し杭を抜き、いのくま君側の作業をサポートしながらちょっと楽してましたが(笑)


この田んぼは長さが約120メートルあるのでかなり大変です。
終わり頃には いのくま君の肩は上げるの辛そうでしたあせる




これがイグサ刈り取り時期の半日の作業です汗



何度も体験させていただいてますが大変な作業なんですあせる




今回、初めて体験した方々も凄く勉強になったみたいで、また参加したいとのことでしたべーっだ!



業界の方々、是非一度は産地へ来て体験されてみてはいかがですか?



また一般の方々、生産者さん達の思いが詰まった「純国産畳表」を是非よろしくお願いいたしますニコニコ







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