畳替えで、畳表を新しく取り替える「表替え」や、現在着いている畳表を一度外して裏側を表側に着け替える「裏返し」をする場合、ただ単に畳表を着け替えるわけではありません。
隙間や凹凸を補修し、きちんと仕上げて納品するのが基本です。
昨日から施工してるお仕事ですが…
隙間を補修するためにゴザをあててあるのですが、ただ入れてあるだけで、縫い止めたりはしてありません

それも片側にだけ大量に…
なんでこんなに隙間が出てきたのか?
畳屋さんはわかると思いますが、上前も下前も小針が入ってない珍しい稲藁畳床。
下前は糸が切れてしまってるので、藁がボロボロ外れてくるような状況

表面の凸凹もかなり出てきてて…
いわゆる手抜き畳床

これをきちんと補修し直して納品しないといけません

隙間の補修は…
片側だけでは無理があるので写真のように両側に縫いつけて補修。
縫いつけず、ガムテープ等で止めるだけの補修をしてあることがありますが…手抜き仕事です。
後々、畳の形が崩れてきます。
他にも様々な補修をして納品しました

畳替えをする際にきちんとした補修をしておけば、こんな余計な手間もかからないし、畳の形も崩れず長持ちするのですが…
隠れて見えない部分だからといって安いだけの材料や手抜き仕事で御代をいただくなんて自分にはとても真似出来ない…
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