ドラマ「天皇の料理番」が4月から始まる。佐藤健さんが主役を務める。
日曜9時。
「流星ワゴン」の後枠。

1980年のドラマでは、堺正章さんが主役で、明石家さんまさんが、料理人の同僚(辰吉)として出演していた。
日曜ヨル8時からの放送。
ボクは高校3年生だった。

まだ全国的知名度もこれから、というところもあった、さんまさん。ドラマの経験はほとんどなかったはずだ。

辰吉は少し嫌みな役だった。

それが凄くハマっていた。

脚本は鎌田敏夫さん。
「金妻」「俺たちの旅」「男女7人夏物語」おなじく「秋物語」

「天皇の料理番」の印象が強く残り、鎌田さんは、さんまさんと必ず仕事をまたいつかしようと思ったそうだ。

それが爆発的な人気を博した「男女7人~」に結実することになる。

さて、「天皇の料理番」。
視聴率はイマイチだったことは、毎日放送に入社後、データを見て知った。

あんなに面白かったのに?と不思議だった。

かつてはそこらじゅうに視聴率データは溢れていなかった。

1986年に入社して、テレビ編成部に配属になり、可愛がってくれてた先輩から、

「影チャン、次の深夜の再放送ドラマ、何にするか決めてええよ!」

と言ってもらえた。

迷わず「天皇の料理番」を選んだ。

先輩は、

「えーっ、あれ数字取ってへんで!変わったこと言うなあ」

と笑いながらも、ボクの意見を通してくれた。

結果。

深夜にも関わらず、視聴率は高かった。

ファーストラン(初回の放送)より、高い数字をマークしたこともあったはずだ。

新米の放送マン、編成マンとして悪からぬ気持ちだった。

「視聴者の皆さん、みてくださってありがとう!」っていう思いだった。

そんなドラマが、この春甦る。