— 潜在意識に映る“月”のメッセージとは?


真央「まほろ、昨日ね、夢の中に大きな月が出てきたの。すごく綺麗で、でもちょっと寂しい感じもして…あれって何か意味があるのかな?」

まほろ「あるよ、真央。月って、夢の中では感情や潜在意識を象徴するんだ。夢に出てきた月の様子って、自分でも気づいていない“心の奥の感情”を映し出してることが多いんだよ。」


■ なぜ“月”は感情を映すのか?

月は、古代から女性性や無意識、変化、癒しを象徴する存在として捉えられてきました。
潮の満ち引きと同じように、人間の感情も月の満ち欠けに呼応すると言われます。

夢に月が出てくる時、それはまるで「自分の中にある感情の海」を照らし出しているようなもの。
とくに感受性が高くなっていたり、心の奥に何かがうずいている時に月の夢は現れやすくなります。


■ 月の状態ごとの意味

1. 満月の夢:感情がピークに達しているサイン
→ 喜びや達成感、または心の抑圧が限界に来ている時。
→ 大切な選択や告白のタイミングで見やすい。

2. 三日月・欠けた月の夢:心の不安定さ・自己評価の低下
→ 自分に自信が持てなかったり、迷いが生じている時期。
→ 優しさや癒しが必要なタイミングかも。

3. 赤い月・黒い月:情熱または隠された恐れ
→ 心の中の強い欲求や抑えてきた怒りが出てくる兆し。
→ 過去のトラウマに気づいて癒すきっかけにも。

4. 月が消えていく夢:感情を抑えすぎている
→ 自分の気持ちにフタをしていないかチェックを。


真央「じゃあ、私が見た“大きくて綺麗だけど少し寂しい満月”って、何か意味ある?」

まほろ「うん、それは誰かとのつながりを求めてる気持ちかもしれないね。
表向きは充実していても、心の奥で“もっとわかってほしい”っていう寂しさを感じてるときに、そういう夢を見る人が多いよ。」


■ 夢の中の“月”と向き合うためのヒント

  1. 夢日記をつけてみる
    → 夢に出てきた月の様子や、その時の気持ちを記録しておくと、自分の感情パターンに気づけます。

  2. 月に願いをかける夜をつくる
    → 満月や新月の夜に、自分の願いや手放したい感情を書き出してみましょう。

  3. 心を癒すセルフワークを取り入れる
    → アロマ・瞑想・月光浴など、月のエネルギーと共鳴する時間を持つことで、内面のバランスが整います。


真央「月の夢って、ただロマンチックなだけじゃなくて、自分の心の状態を教えてくれるんだね。」

まほろ「そう。夢の中の月は、“言葉にできない気持ち”を静かに映してくれる鏡なんだよ。」


■ あなたの夢に出てきた“月”はどんな月でしたか?

それは、あなた自身の心が映し出したサインかもしれません。