🔹 式神ってそもそも何?

 

真央「ねえ、まほろ。式神って、陰陽師が使う“使い魔”みたいなものなの?」

 

まほろ「まあ、そんなイメージだね。でも、本来の式神はただの妖怪や使い魔じゃなくて、陰陽道の呪術で召喚される霊的な存在なんだよ。」

真央「霊的な存在…?」

まほろ「うん。式神は、陰陽師が呪符や呪術を使って操る“霊的なエネルギー”の一種で、情報を集めたり、敵を退けたり、結界を張るために使われることが多いんだ。」

真央「じゃあ、アニメとかに出てくる“可愛い妖怪の式神”とはちょっと違う感じ?」

まほろ「そうだね。本来の式神は、人間の目には見えない“気”の存在だから、動物の姿をしていたり、ただの影みたいな形だったりすることもあるよ。」


🔹 式神と陰陽師の関係

真央「式神って、陰陽師なら誰でも使えるの?」

まほろ「いや、陰陽師でも、高度な霊的な力を持っていないと操れないって言われているよ。特に、有名な陰陽師の安倍晴明は、十二神将を使役したっていう伝説があるんだ。」

真央「十二神将!? そんなにたくさんの式神を使ってたの?」

まほろ「うん。特に有名なのが**“白狐(びゃっこ)”**と呼ばれる狐の式神で、晴明を守護していたって言われているよ。」

真央「やっぱり陰陽師と狐って関係が深いんだね!」


🔹 式神の種類と役割

真央「じゃあ、式神にはどんな種類があるの?」

まほろ「式神は、大きく分けると**“守護型”“攻撃型”“探索型”**の3種類に分類されることが多いよ。」

🔸 式神の主な種類

  1. 守護型 → 陰陽師を守るための式神(白狐や天狗など)
  2. 攻撃型 → 呪術を使って敵を攻撃する式神(雷獣、鬼など)
  3. 探索型 → 情報を集めたり、隠されたものを見つける式神(烏、蛇など)

真央「なるほど…ってことは、陰陽師によって使う式神も違うってこと?」

まほろ「そうそう。式神は持ち主の霊的な力によって変わるし、使い手の性格や目的によっても異なるよ。」

真央「それって、スピリチュアル的にはどう解釈できるの?」

まほろ「スピリチュアル的に見ると、式神は“自分の内面のエネルギーを具現化した存在”とも言えるね。」


🔹 現代における“式神”の概念

真央「でも、現代には陰陽師っていないよね?式神って、今も使われてるの?」

まほろ「陰陽師自体はほとんどいないけど、“式神”の概念は今も残ってるよ。たとえば、**“エネルギー体を操る”**っていう考え方は、今のスピリチュアルでも応用されてるしね。」

真央「え、どういうこと?」

まほろ「たとえば、護符や結界を張るときに、自分の“意志”を込めてエネルギーを動かすことがあるよね。それは、一種の式神を召喚する行為と似ているんだよ。」

真央「なるほど、現代では“式神=エネルギーの使い方”って考えることもできるんだね!」


🔹 式神のエネルギーを活用する方法

真央「じゃあ、私たちも式神みたいなエネルギーを使うことはできるの?」

まほろ「もちろん!ただし、実際に“霊を使役する”のではなく、自分のエネルギーを意図的に動かすことが大事だよ。」

🔸 現代で応用できる式神のエネルギー活用法

  1. イメージワーク → 自分の守護エネルギーを意識し、必要なときに力を借りる
  2. 護符を作る → 紙や石に願いを書き、自分の意志を込める(式神を宿す感覚)
  3. 結界を張る → ネガティブなエネルギーを防ぐために、空間を清める

真央「ふむふむ、イメージするだけでも効果があるの?」

まほろ「うん。自分のエネルギーをしっかり意識すれば、それが式神のように働いてくれることもあるよ。」


🔹 まとめ:式神とは何か?

🔹 式神は、陰陽師が操る霊的なエネルギー体のこと
🔹 安倍晴明のような陰陽師は、式神を使役していた
🔹 現代では“エネルギーの意図的な操作”として式神の概念を応用できる
🔹 イメージワークや護符を活用すれば、自分のエネルギーを強化できる

まほろ「式神って、単なる霊的な存在じゃなくて、自分の意志やエネルギーを形にする方法のひとつなんだよ。」

真央「なるほど…! じゃあ、私も自分なりの式神のエネルギーを意識してみようかな!」

まほろ「いいね! あなたも、自分のエネルギーを活かして“式神”の力を感じてみませんか?」✨