この記事では、『伝え方が9割』の感想と気づきをお伝えしています。
人に伝えることが苦手と感じている人はこの本を読むことを、
とてもお勧めいたします。
2013年に出版された本ですが、
10年以上経った今でも、
改めて読むと非常に学びが多いです。
『伝え方が9割』を読んでの感想
伝え方に関して自信のある人と答える人は、
少ないのではないでしょうか。
作者の方は冒頭で「自分は伝え方が苦手だった」
というお話をされています。
僕も同じように伝え方に自信が全くなかったです。
しかし、この本を読むことで、
伝え方が楽しくなるなと実感できました。
伝え方の方法がとてもわかりやすく、
自分にもできそうと感じさせてくれます。
文中も漢字を敢えてカタカナにしているのか、
難しく感じず読みやすかったです。
言葉→コトバ
見え方が変わりますよね。
気づき、学び
伝え方は後天的に改善できると知ることができ、
自分の人生の未来に希望が持てました。
伝え方には法則があり、
具体的に体系だった方法を教えてくれます。
お願いや誘いをした時に、
「ノー」言われやすかったことが、
「イエス」と言われやすくなる3つのステップや、
強いコトバを作る5つの技術を伝授してくれます。
3つのステップ
-
自分の頭の中をそのまま言葉にしない
-
相手の頭の中を想像する(7つの切り口)
-
相手のメリットと一致するお願いを作る
5つの技術
-
サプライズ法
-
ギャップ法
-
赤裸々法
-
リピート法
-
クライマックス法
自分のビジネスにどう活かすか
僕自身はブログやメルマガを書いているので、
3つのステップと5つの技術により、
コトバのチョイスと伝えたいコトバをより強調して、
伝えることが出来るようになると感じました。
話すことも仕事で必ず活用するので、
伝えたい文章が書ければそれが台本になり、
自ずと話し方も良くなると期待が持てました。
コトバも文章も伝え方は、
口グセや今までの自分のレパートリーに偏りがちです。
まずは、
自分を客観的に確認するために、
文章を見直すことで、
新たな選択肢が出てくると思います。
どんな人にオススメか
- ブログやメルマガなど文章を書いている人
- 広報の仕事で文章を書く人
- 先生や講師など話すことが仕事で上手く伝えられていないと感じている人
文章を書くことを仕事にしている人はマストで、
ブログやメルマガを書いている人や書こうとしている人、
文章でも話し言葉でも伝えたいことが上手く伝えられない人は必ず読んだ方がいいと思います。
まとめ
3つのステップと5つの技術は普遍的なもので、
生きている間は廃れることはないのではと思います。
コトバや文章を書く、言う前に、
一旦ストップし、
自分を客観的に見ることで、
人生の選択肢と可能性が広がります。
広げる努力をするかしないかは、
自分次第ですが、
その具体的な方法を紹介してくれている作者の佐々木さんには、
脱帽です。
特にSNS発信する時には、
ぜひ活用させていただこうと思います。