子ども・若者の現状を調べた内閣府の「我が国と諸外国の
若者の意識に関する調査(平成30年度)」では、日本を含
む7つの国の満13~29歳までの男女に対して調査を行って
います。この中で、「自分自身に満足している」という質
問に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」
と回答した割合は、日本が最も低くなっていました。同じ
調査で「自分には長所がある」という点についても聞いて
いるのですが、日本の「そう思う」「どちらかといえばそ
う思う」と回答した割合は、調査国の中で最低となってい
ます。「すぐに友達ができる」と答えた15歳の子どもの割
合を各国で比較しています。図表5はその値を比較している
のですが、日本はまた調査対象となった国の下から2番目で
した。
★子供時代から幸福度が低く、大人になってもそれが続いて
いる。与えられる目標が高すぎるのが原因だろう。