ギターの弦高を下げておいてくれませんか? | ミッキーのブログ

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昔からずーっと思っていた事なんですが、誰に言っていいのかもわからず、ココに書くしかないかなぁーと、それは…

 

ギターの弦高を下げておいてもらえませんか?

 

私はギターは必ず試奏をしてから買うのですが、これまでに試奏したギターの弦高が下がっていた事が一度もありません。「あのー、これ、弦高下げてもらえませんかねぇ?」と店員さんに申し訳なさそうにお願いしてきた事が過去に何度あったことか。

 

大抵は「ああ、いいですよ。ちょっと待ってくださいね。」と快くやってくださるのですが、時には「あー、下げたらビビるかも知れませんよ。」と言われたり、酷い時には「これ以上下げるんですか?もう十分下がっていると思うけどなぁ…。」などと私が悪いかのような言われ方をされる事さえ…。

 

これは憶測ですが、きっと楽器屋さんは弦高を下げて弦がビビるのを嫌がっているのでしょう。弦がビビるのはギターの調整の失敗であり、とにかく弦高を高めにさえしておけば文句はないだろうと…。そこに私のように弦高を下げて欲しいなどという輩が来ると、先のような塩対応になるのではないでしょうか?

 

しかしここからは声を大にして言いたい。

 

弦高を下げたらビビるギターはいらないんだよ!

 

すみません、ちょっと感情的になってしまいました。アコギなどは弦高を上げておかないとビビったら音が濁って鳴りが悪くなるし、そもそも弦高をやたら下げたがるヤツは初心者だという偏見もあって(たぶん)、弦高が高いまま売られているギターが多いのでしょう。しかし私がギターを買う時には、どれだけ弦高を下げられるかが最大のポイントになります。なぜなら弦高を下げられないギターはネックに問題を抱えたギターでもあるからです。

 

言うまでもなくギターで最も厄介なのがネックの不具合です。もしロッドが壊れていたり指板が波打っていたら10万円かけても直せないかも知れません。自分で直すにしても指板を矯正してフレットの打ち直しや、最悪指板を剥がしてロッドの交換になります。これではたとえジャンクを千円で手に入れても割に合いません。

 

おそらく弦高を下げてネックの状態を確認したいギタリストは少なくないはずです。私は弦高を必ず下げてみてから買うべきだと思います。であれば「このギターはビビりませんよー」みたいに弦高を上げておくのではなく、なるべく低い弦高にしておいて「このギターはネックの状態がいいですよー」って感じで売ってもらうのが、お互いのタメだと思うんですけどねぇ…。

※私のストラトの1弦の弦高です。これは下げ過ぎですね…。