第四十六回映画と音楽のレビュー〜シングストリート〜 | novel2017のブログ

話の骨格は親の不仲だったり兄弟間の確執だったり恋だったり学校でのいじめだったりと割とシンプルなんだけど、見せ方がとてもきれいで歌が効果的に挿入されていて自然と見入ることができた。

 

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名前の通り音楽にまつわる映画で、さえないけど芯のある主人公がバンドを組む話。バンド名はシングストリート。バンドものの映画としては珍しく、ニューミュージックに憧れている。たいていはヤクに溺れるガレージロックなんかを題材にするんだけど。だからとても彼らはクリーン。クリーンすぎておカマ扱いされる。Duran Duranが大好きであやかって化粧とかして学校に行くからさらに言われる。「僕は僕でいいんだ」というわりかし陳腐なメッセージが繰り返し主張されるがクドさはない。話の展開も早いので説教くさくもならない。

 

バンドものお決まりの、最後にステージで華々しく散る演出はもちろんある。学校の小さな体育館で行われるんだけど、なかなか面白かったのは2曲目でオリジナルバラードをやろうと主人公が持ちかけるシーン。もちろんメンバーは反対。「こういうギグでしけたバラードはヤバイって!」という他メンバーなんか無視無視。主人公は未だ体育館に来ない愛しい彼女を待ち続けている。その子のためのラブソングが歌いたくて仕方ない。結局敢行するのだが、普通なら周りの観客は最初こそ知らんぷりでもどんどん惹かれていくもんなんだが、シングストリートは一味違う。マジで最後の最後まで誰も聞きよらん。シビアな映画だった。まぁ最後はちゃんとドラマになっていたけどね。

 

そんなシングストリートは数多くのヒット曲が流れる時代感溢れる作品になっている。ここで一部紹介しよう

 

Motorhead - stay clean



 

 

 

Duran Duran - Rio



MVをみて「こいつは歌ってすらないぞ」と罵る主人公の父親。最近のバンドが嫌いらしい。 

 

 

 

a-ha - Take on Me


バンドを組むきっかけとなるシーンで手ジョン工が一節歌う。日本では一発屋として名高いが海外ではまぁまぁ売れてる。

 

 

 

Crazy Frog - Axel F



エイモンの出会いのシーンで。いろんな楽器ができるマルチプレイヤー。この曲は私が中学二年の時ニュージーランドへホームステイした時に流行ってた。だからこの曲聞くとニュージーランドを思い出す。05年?かな。

 

 

the cure - inbetween days

 

 

キュアーは私も好きなバンドの一つ。

 

 

 daryl hole&john oates - maneater


 

 最近の若い人は彼らを知っているのだろうか。という私もあんまり知らない。というか20代のほとんどが知らない。

 

その他、映画内でバンドが作ったオリジナルソングも存在する。Apple Musicでプレイリストがあるので登録している人は聞いてみてほしい。結構いいから。

シングストリート未来へのうた(オリジナル・サウンドトラック)