第二十九回映画レビュー〜 イミテーションゲーム〜 | novel2017のブログ
 
だいたいベネディクトカンバーバッチってなんだよそれ。ふざけてんのか。いかにも英国紳士っぽい名前すぎる。狙いすぎ。ベネディクトって。ベネディクトだよ?ベネディクト。
日本で言うと何だろうね、佐々木小次郎かな。かっこよすぎだろ。
 
で、映画の中身としてはとても良くできたものだったと言える。実際にいた人物を描いたストーリーなんだが、まぁどこまでが史実に基づいてるのかは知らないが、よくできた話だと。第二次世界大戦時にドイツ軍の暗号を解読するために人生を捧げた人の話。そういえば、去年みたミケランジェロプロジェクトを思い出した。あの映画も第二次世界大戦で美術品を破壊しようとするナチスドイツから美術品を守ろうという、戦争の本質とはまた少し離れた作品だった。どちらも戦場に赴いて死と隣り合わせの中愛する家族のために戦い続けるものではない。むしろ主人公達はそこに苦しむことになる。
主人公を演じるベネディクトカンバーバッチは暗号を解読後、非情な判断をせざるを得なくなる。多くの人を助けるためには目先の犠牲に囚われてはいけない。まるでマイケル・サンデルの「正義の話をしよう」に出てくる電車問題のようだ。
 
 
戦争モノではあるが、大した知識も必要ない。イギリスはドイツと戦っていて、ロシアはイギリスにスパイとして潜り込ませている、ことだけ理解すればオーケー(もちろんドイツが敗北してこの世界大戦が終わることも知っておこう)。中学生でも知ってる内容だ。問題ない。
すごく丁寧な構成でセリフも細かく説明的なので迷子になることもない。暗号と機械の話なので難しく聞こえるが全然そんなことない。ぜひ女性にも見てもらいたい。