第二十八回映画と音楽のレビュー〜OASIS -supersonic-〜 | novel2017のブログ

 

oasisというバンドがいかにのし上がってきたのか。簡単にいえばそういうドキュメンタリーだ。

 

 

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そしていかにリアムがクズかってこともわかる。全く想定通りな奴だ。もちろんそんなリアムが好きなのは皆も同じだと思うが。

 

結成から96年のネブワースでの野外ライブまでの軌跡を収めたフィルム。ファンなら知っている情報ばかりだったかもしれないが、それでもやはり映像と共に振り返ると熱いものがこみ上げる。そして次から次へと流れる神曲。改めてなんてすごいイントロ、リフを作ったバンドだと気づかされる。ノエルの琴線に触れる切ないメロディは一級品だね。

 

そして、やはり歌詞もいいと個人的に思った。彼らの書く歌詞なんて流動的で適当でドラッグだったりセックスだったりすることも多いんだけど、でも悪くいえばインテリじゃないから書ける愚直な歌詞が響くときもある。

wonderwallはそれに気づかせてくれた一曲。なんだろうね、言い表せないけどグッとくる歌詞なんだよ。書いた本人は妻に歌ったとか適当な歌詞だから気にすんなとか言ってるけど、私にはやはり愛する人へのラブソングに思えて仕方がないんだよ。でなきゃあんな切ないイントロできねえよ。

live foreverだってslide awayだってdon't look back in angerだってみんななぜか歌詞に沁みる。あ、Champagne Supernova 以外はね。さすがに字幕の「シャンペーンスーパーノヴァ。シャンペーンスーパーノヴァの空の下で」は笑った。もう訳さなくていいのにそれは笑

 

 

 

インターネットが普及する前の最後の熱狂だった、と劇中でも語られるように2日間で25万人を集めたネブワースでのライブはやはり伝説的だった。今でもあの映像を見るだけで鳥肌が立つ。コアな音楽ファンから広がり始めた彼らの音楽はイギリス中を虜にした。それは彼らの過激な行動でも破天荒な発言でもなく、ただメロディーとカリスマ性によってのみ成立した奇跡だった。男前とは言い難いんだけれど、ノエルの笑い方はバカっぽいんだけど、でも労働階級そのままのファッションやその着こなしは男共の憧れだったし今でもそう。

 

oasisのことは詳しい人がいくらでもいるからそれは譲ろう。ここからは思い出話。

oasisと言えば、発音問題が度々持ちあがる。と言ってもほとんどの人が笑ってすます議題だが。「オアシス」か「オウェイシス」か。本来の発音は後者であるが日本読みでは前者。なので日本にいながら彼らの名前を出すときに「オウェイシス」なんていうと無条件でイキッってる認定をされるだけで、何のメリットもない。もちろんそんなイタい事は私もしない。

しかし去年夏にイギリスに行き、スコットランドからロンドンまで観光してきた。その時にビートルズがかつて演奏していたことで有名なカーバンクラブに行ってきた。そこで知り合った人たちと話したときに、ついに来たのだ。「オウェイシス」というときが!

イギリス人に向かって「アイラブオウェイシス」と言ったとき、まず彼らにはわからない快感を味わった。「あ、俺かっけー―」って。小さなエピソードだ(笑)

 

もうひとつoasisエピソードがあるとすれば、リアム式の歌い方をまねた時期があったことぐらいかな。腕を後ろに組んで下から気怠そうに歌うあの歌い方。みんなもまねたよね。やるやるあれは。ただスタンドマイクがないとできないのでカラオケで再現不可能なのが残念。

 

 

とまあそんなこんなでとても楽しい映画だった。興奮が伝わるライブ映像がもっとみたいなと思ったのでレコ屋とかでライブdvd探そうと思う。あとノエルのソロ作も聴き直そうって。ビーディーアイ?よくわかんないです

 

まだoasisに出会っていないあなたに勧める名曲たち









 

最後にこの映画のトレイラーを見て「ああ行っときゃよかった」と思いやがれ。