ルリハムシ昆虫教室　店長コバちゃんのブログ -3ページ目

24Jul
- 南国・対馬からの昆虫採集速報！　-3-　　---赤いミンミンゼミ　7/22---
  7/22　エノキでツシマルリタマ（ヤマトタマムシ対馬亜種）を採集していたら、何か大きな昆虫が飛んできて目の前の枝に止まりました。「なんだろう？？？」エイッと網ですくうと、ミンミンゼミの♂でした。ミンミンゼミの採集なんて、子供の頃以来です（笑）小学生の頃、電車に乗って四ッ谷の上智大学の土手に弟と採集した思い出が蘇りました。帰りの電車の中で、採ったセミが鳴いて、他のお客さんにジロジロ見られて恥ずかしかったです（笑）子供の頃に東京で採ったのは青い色していました。対馬では初めて採集しましたが、赤いんですね！好きなセミなので持ち帰ることにしました。(^_^*)
22Jul
- 南国・対馬からの昆虫採集速報！　-2-　　---ツシマヒラタクワガタが降ってきた！7/15---
  7/15　ツシマカブリモドキのコップ回収中の出来事。コップのすぐ近くにあったコナラの樹上から、カナブン？スズメバチ？の羽音がします。樹上をよ～く見ると、樹液が出ています。「えいっ！」とコナラの木を蹴ってみました。ボトリ！と重量感のある音！地面を見たらツシマヒラタクワガタの♂が！！天から恵みが降ってきました（笑）ラッキー、ウロの中にいて蹴りなど通用しないんだ、と思い込んでいました（笑）うれしいですね～♫　(≧∀≦)ノ
19Jul
- 南国・対馬からの昆虫採集速報！　-1-　　～ツシマカブリモドキから採集開始！7/14～
  みなさん、こんにちは！ルリハムシ昆虫教室代表の小林隆人です。現在、長崎県対馬におります。もちろん、目的は昆虫採集です！！(^^*)今日から、リアルタイムで対馬昆虫採集便り・速報を皆さまにお届けします！7月14日、朝4:30、フェリーは厳原に入港しました。しかし、通常の深夜フェリーは7:00まで船内で睡眠はできるのですが、この船はすぐに博多に引き返すとのことで、船内仮眠はできないとのこと。もう少し寝たかったのですが、、、（笑）ツシマカブリモドキ採集用のコップを埋める作業に時間がかかるので、ホテルに荷物を預け、5:00から、猛烈な土砂降りの中、ひたすら穴掘りを開始しました･･･(^^;)すると、コップを埋めている横で、はや、シマカブリモドキ1オスが落ちてます･･･(^^;)えっ！！もう落ちてるの？？ビックリです！西の端の対馬は夜明けが遅く、まだあたり薄暗いせい？？？でしょうか？？？1ヶ所目のポイントにコップを埋め終わって、コップを埋めた後をたどって、森林から出る途中、さらにもう1匹が落ちてました！今度はメスでした。その後、2地点にコップを埋め、作業を終わったのが15:00頃。ずぶ濡れで寒かったこと（苦笑）雨は降ったりやんだりなので、カミキリ採集で気になっている林道を下見したり、どんな植物が生えているのかを見て回り、今日は終わりにしました。まさか、着いて初日にツシマカブリモドキを2匹採集できるとは思いもしまっせんでした。嬉しいお出迎えですね！(^_^*)幸先の良いスタートです！九州地方はしばらく雨天が続く模様です。晴れるまでの間、歩行虫や蛾の採集をすることとしましょう。(^_^*)
14Jul
- 陸中のキマダラルリツバメ　～これが本当に昨日までと同じチョウなの？？～　7月2日、東北にて
  「これが昨日まで同じチョウなの！！？」ようやくテリトリー行動タイムが始まった夕刻、彼らを見て、驚き抱いた率直な感想です･･･(^^;)一昨日、昨日と、薄曇りの中、桑、桐の大木の高所を飛び交っていたキマダラルリツバメは、終日ピーカンを迎えたこの日、16:00頃から激しい3個舞い、5個舞いをしながら、桑の大木の樹冠からピューーッと急降下すると、まるで地這いシジミのように、超低空飛行でヨモギの上をグルグルと円を描きながら、フルスピードで飛び回りました。「これが昨日までと同じチョウか！！？」と思わず、つぶやいてしまいました（笑）桑、桐の大木の梢端や樹高2ｍの灌木上など、高所をグルグルと飛び交っていた昨日までとは、まるで違うチョウのように見えます･･･(^^;)昨日までは長竿戦。今日は打って変わって、短竿で地上高20㎝のヨモギ上でのスウィープです！生態写真も撮りたいと思っていましたが、なかなか静止、開翅してくれません。落ち着かない原因は個体数が多いせいでしょう。一昨日、昨日、この日と、シャッターチャンスは一度もなく、採集のみとなってしまいました。まだ、3日間のデータしか収集できていませんが、寒冷地のキマダラルリツバメの採集は、ピーカンの日が良く、夕刻16:00頃からの1時間が『ゴールデンタイム』のようです。久しぶりに、終日チョウ採集で楽しみました（笑）
11Jul
- キタカブリのブリードに成功！　(≧∀≦)ノ
  先ほど、岩手県雫石町の蛹が入っているであろう飼育カップを見たら･･･キタカブリが羽化してました！！実に綺麗ですね～！！嬉しいですね♫　(≧∀≦)ノ野外と変わららず、申し分ないサイズです。カタツムリ食のオサムシ科甲虫では、マイマイカブリのブリードが一番容易かもしれません。多分、成功のコツは、①4月中旬、まだ暑くならないうちから、にカタツムリを十分（3匹）食べさせてと交尾させた。②よって幼虫期は、部屋が暑くならなかった。③幼虫は餌やりの時以外に極力そっとしておいた。ではないか、と思われます。北海道のオオルリオサムシは千歳市低地の1から6幼虫を得ることができたが、途中で、次々と死んで、全滅してしまいました。これは恐らく、関東の暑さには耐えられないのかもしれません。採集した千歳市の6月上旬の気温は8～25℃でしたから。オオルリオサムシは、ワインセラーなど、低温保存庫などを使って、来年また、ブリードにチャレンジします！！(^^;)
09Jul
- 日本海側の青いオオルリハムシ
  やっと新潟県で青いオオルリハムシを見つけました！　多産地が多い地域であるにもかかわらず、7だか8連敗中、もちろん完封負けでした（笑）日本海側は梅雨時もフェーン現象でカラッと晴れて、暑いです。猛暑の中、汗だくになって草原を探しても見つからず、何度、悔しい思いをしたでしょう。シロネを見つけ、さらにシロネの葉に青く輝くハムシがついている姿を見つけたときは嬉しさは格別です。　途中、北信でも既知ポイントで少し採集してから、新潟で探索、発見しましたが、やはり日本海側の方が綺麗な明るい青色のように見えます。まさに、「湿地の宝石」ですね！　＼(^_^*)／
- クロシジミとの再会
  鳥海山麓でオオルリハムシを探していたら、大型のシジミチョウが飛び出しました。「ん？？これ、クロシジミじゃない？？」近づくと案の定、クロシジミでした！まだ禁止になる前の栂池高原で採集して以来、14年ぶりの再会です。白い♂もいて、改めて見ると、なかなか良いチョウですね～　(^_^*)甲虫採集がメインでしたので、今回の遠征で初めて三角紙を使いました（笑）しかも、初めての秋田県ラベルのチョウです（笑）
02Jul
- お詫び　7月6日開催予定のルリハムシ昆虫教室（高尾山口駅前、マリポーサ）は中止となりました。
  お詫び　いつもお世話になっております。ルリハムシ昆虫教室代表の小林隆人です。7月6日に開催を予定しておりましたルリハムシ昆虫教室「オオムラサキの採集方法お教えします」ですが、昨日（7月1日）に急に、私の身内に不幸があり、今週末、通夜、葬儀などに出席せねばならなくなったため、中止とさせて頂きます。お申し込み下さった方々には、残念な思いをさせてしまい、心からお詫び申し上げます。今後の教室開催は、秋（11月）から予定しております。8月後半には秋からの教室開講のスケジュールを公表する予定でございます。9月23日開催の大手町インセクトフェア(大手町サンケイプラザビル)にも出店予定でございます。皆さまのご来店を心からお待ちしております。この度は、本当に申し訳ございませんでした。令和6年7月2日(火)ルリハムシ昆虫教室　代表　小林隆人
23Jun
- 赤いオオルリハムシ
  6月21日オオムラサキの蛹、終齢幼虫のビデオ撮影のため、栃木県北部へ行きました。しかし、今年は少ないのか、蛹も幼虫も見つかりません。諦めて、お茶を飲み、休憩していると、目の前に溜池があることに気づきました。「んんん？」池の縁のヨシの湿地に足を踏み入れ、歩いて回ると、なーーんと！！植物名は分かりませんが、キク科？の草の頂点部にオオルリハムシの赤色型がいるではありませんか！！落ち着いて周囲を見渡すと、やはり同じ草の葉の上や、ヨシの葉、あちこちに静止個体がいます。あれ、でもシロネがないよ？？いやいや、よく見ると、シロネの丈は50㎝くらいで低く、他の草にまぎれて見えにくくなっているのです。丈の低いシロネで、葉を食べている個体も見つけましたが、ほとんどは、先ほどの種名不明の草やヨシの高い位置に静止しています。交尾個体もいました。東北のオオルリハムシは、名前のとおり、瑠璃色＝青色をしていますが、宮城県南部から関東平野のオオルリハムシは赤い色をしているのです。しかも、関東平野の赤いタイプは、狭い溜池や湿地に点々と生息するので見つけるのが難しいのです。逆に今まで見てきた下北半島や秋田の鳥海山麓などの巨大な産地では、全面がシロネだったり、ヨシ原と縁にまとまって生えています。そのため、この時期、シロネも高く成長し、湿地に足を踏み入れなくても、道から眺めているだけでも、シロネを見つけやすいのです。私が、大学院の頃、チョウ仲間と栃木県那須町常民夕狩のカシワ林にハヤシミドリシジミやウラジロミドリシジミの幼虫を探しに行ったことがあります。甲虫屋の後輩もいて、彼はすり鉢状の地形のカシワ林の底部で、目ざとくシロネの若い株を見つけました。彼が、「夏になったらオオルリハムシがいるかもしれない」と予想したとおり、そこではオオルリハムシの赤色型が多数いました。その時、「北関東のオオルリハムシの生息地はこんなに小さいのか」と驚いたのを今でも憶えています。この日は、東北とは違う赤いタイプのオオルリハムシの違う、違う生息地のタイプも知ったし、良い写真、ビデオも撮れ、満足して帰路につきました。(^_^*)
15Jun
- 「血だらけの採集（笑）　アサカミキリ」
  韮崎に宿を取り、一夜が明けました。今日も、午前中から甲斐市、旧双葉町、旧敷島町など多産地とされる場所で、オオムラサキの蛹を探しますが、今日も現物はおろか、食痕、台座すら見つかりません。敷島を見終えると、もう、これ以上続けても、この一帯で状況が好転すると思えず、「昨日の続き！」とばかり富士山麓へアサカミキリ採集に向かいました。標高も高く、お昼頃から曇って気温が下がってきたせいか、昨日のようにアザミの新芽、新葉を活発に動き回る姿は見えません。今日は、アザミの新芽に静止していました。なので、今日は写真やビデオもたくさん撮影もでき、良かったです。「今日は静止個体が多いので採りやすいぞ」と思ったが、そうはいかなかった。ゴム手袋を持参せず、トゲのあるアザミに静止する個体を素手で採るのに苦労させられたのです（笑）ネットを下に構えて、落とそうとしても、うまくネットに入らず、アザミの株の下方に落下して逃げられるケースもありました。途中から目が慣れてきて、アザミの下方に落下した個体を根元近くで発見できるようになりましたが、アザミをかき分けた指は血だらけです（笑）「昨日は発生初期でまだかなり少ないのかも？」と思いましたが、今日は静止個体を多く見つかり、交尾個体も2ペア見られ、満足して家路につきました！次回は手袋を持っていかないと！･･･(^^;)オオムラサキは昔から好きで、蝶屋になったばかりの頃もよく採集していましたが、年長者から、「そんなの普通種じゃん！」と嫌味を言われたことがありました。しかし、現在、こんなに採るのに苦労することを思えば、オオムラサキはもはや普通種とは言えないのではないか？と思います。希少種と言っても過言でないように思えます。いいね！コメントする送信シェア
- 「草地のカミキリ」
  富士山麓にて、アサカミキリ初ゲットしました！アザミに近く付くと、白い触角がムクムク動きながら突き出ててきて、すぐに飛翔のポーズ。慌ててネットイン。2匹目も、アザミを見ていたら、ムクムク葉に出てきて、すぐに飛翔のポースをしたので、これも慌ててネットイン。アザミの葉に静止する生体写真を撮りたかったのですが、そんなチャンスはありませんでした（笑）仕方なく、手でつまんで、写真をパチリ！2匹捕まえなしたが、まだアザミはロゼット状態もしくは、茎の高さが10～20㎝程度。先日のオオルリハムシに続き、また時期尚早だったようです。今月末あたりが最盛期でしょうか。私が宇都宮大学の学生だった頃、昆虫愛好会の先輩方から、栃木県那須町常民夕狩のカシワ林にハヤシミドリ、ウラジロミドリがいると聞き、仲間達とよく出掛けました。先輩方からは、「チャマダラセセリの確認が途絶えているから、草地で探して欲しい。アザミを見れば、アサカミキリも採れるよ」とうかがい、チャマダラセセリとアサカミキリを一生懸命探しましたが、2種とも採れずじまいでした。今日は2匹だけの成果だったけど、30年越しの夢が叶ってひじょうに嬉しかったです！(^_^*)
10Jun
- 6/22（土）ルリハムシ昆虫教室募集～低地オオルリオサムシと、ちょ～美しい支笏湖型の採集方法！！
  6月22日（土曜日）のルリハムシ昆虫教室では、日本でも最も美しいとされるオオルリオサムシの採集方法をお教えします！当日は教室では2つの地域の美しいオオルリオサムシの採集の仕方をビデオや画像を使ってわかりやすく解説します。①千歳郊外の低地にいるオオルリオサムシ・・・青、緑、黄緑、黒の4色のタイプがいて集めるのが楽しいタイプ②支笏湖型･･･支笏湖の周りには光沢、輝きがいっそう強い、青、黄緑、緑色タイプの3色がいます。採集が難しいと言われていますが、コツを掴めば、採集できます！そのコツをお教えします！ブログやインターネットには書かれていない、あっと驚く採集の方法、工夫を惜しみなくお教えします。小さいお子さんにも、やさしい言葉を使って丁寧にわかりやすく説明します！(^_^*)オオルリオサムシ、採集してみませんか？まだまだ、空きがありますので、今年、もしくは来年以降、北海道に昆虫採集に行ってみたい親子さん、ぜひ、ご参加下さい。参加特典：参加者様には、綺麗なオオルリオサムシの標本をプレゼントします。子供（7歳以上）～大人、保護者は1家族2名まで　定員：参加者すべて合わせて20名まで参加費：子供・大人3,000円　保護者500円昆虫教室開催場所：レンタルスペース　マリポーサ・・・京王線高尾山口駅より徒歩3分トリックアート美術館から3軒目、レンガの門をくぐって右手奧の階段を上がってください。1）乳幼児の参加は無料です。2）標本や生き虫を観察する時間もあります。3）他の虫の採り方、標本の作り方、どんな質問にもお答えします。参加お申し込み：tkobayashi0406@yahoo.co.jp　までメールにてお申し込み下さい。小林隆人（ルリハムシ昆虫教室）
08Jun
- 初夏の北海道遠征　その6　低温・雨天の合間のチョウ採集
  今日は、昼から日が差し、やっとチョウを見ました（笑）いやいや、今まで、森林の中にばかりいて、なおかつ、オサムシを探して地面ばかり見ていたために、目に入らなかったのでしょう（笑）シロオビヒメヒカゲは、2000年7月上旬に丸瀬布で採集して以来、24年ぶり。道南の低地ではこんなに早くに発生するんだ、と知りました。ウスバシロチョウはオサムシトラップの近くを飛んでいました。西山さんらの「蝶の採集案内」を持参したが、これを見ていると、この本のポイントに行かないと目的のチョウを見れないような感覚になってしまうので、いけません（笑）昼間の日差しがある時間を、ポイントまでの車の移動の時間に費やすのはもったいないです。自然豊かな北海道なら、近場を丹念に歩けば、何かしらのチョウに出会えるんだと思いました･･･(^^;)ただし、ミヤマカラスアゲハの春型は、まだ早すぎるらしく、あと1週間後くらいに定山渓などで発生しそうだと、駒里で、今回の旅で初めて出会った虫屋さん（地元のチョウ屋さん）から話をうかがいました。残念！ミヤマカラスアゲハの春型は来年以降の宿題になりました（笑）
- 初夏の北海道遠征　その5　オオルリオサムシ採集での　「嬉しい副産物♫」
  北海道のオオルリオサムシ採集で楽しいことは、色んな副産物が採れる、ということではないでしょうか？関東・甲信越では、これだけの種類の副産物が採れることはあり得ないと思われます。セダカオサムシ･･･岩手県と北海道にしかいません。アカガネオサムシクロカタビロオサムシエゾシカが多いせいで、センチコガネ、オオセンチコガネ、ゴホンダイコクコガネ、小型の糞虫がコップに落ちるのも嬉しいです。虫の種類が多い北海道、みなさんも、ぜひ採集に行かれてください！
07Jun
- 東北でオオルリハムシの発生始まる
  今まで、なかなか採れない日本海側の青いオオルリハムシ。昨年あたりから、上越市、新潟、秋田県にかほ市、能代市、青森県津軽半島に入るも、完封負けの連続･･･(^^;)7だか8連敗中でしょうか？（笑）でも、その結果見つけたときの喜びは筆舌に尽くしがたいものがあるので止められません（笑）昨日、帰り際に、まだ悪あがきをしました（笑）大阪の後輩、岩手の先輩から、「小林さん、狙うなら、鳥海山麓の大きな池や湿地ですよ。山の中の小さなため池は移動できないので絶滅しやすいからスルーです。一方、鳥海山麓は雪解け水が流れ出て、それに流された多数の個体の行き来もあるから、絶滅しにくい大きな個体群だから見つけやすいですよ」との言葉がよぎったのです。そこで、東京への帰り道、鳥海山麓に向かいました！大きな湿地、ため池に足を入れます。ヒメシロネの群落があちこちにあります。ここはどうやらヒメシロネが食草となっているようです。草丈30～40㎝、長野県北部と同じぐらいの季節の進行です。しかし、なかなか見つかりません。「まだ時期が早いのかなぁ？」と思い、諦めかけたとき、ヒメシロネの葉の根元に青く輝くものが見えました。「オオルリハムシだ！！」やっと、日本海側の青い美しいオオルリハムシをゲットできた瞬間でした。長野県北部のよりも明るい青で綺麗です。全部で6匹見つけました。やはりまだ出始めのようで、北信のように7月中下旬がピークのようです。6匹でも、やっと日本海のブルーのオオルリハムシをゲットでき、満足して家路につきました！(^_^*)
- 初夏の北海道遠征　その4　オオルリオサムシ支笏湖型採集　　「タナボタのツキ（笑）」
  6/2（日）　今日が北海道ラストの日です。朝、ホテルをチェックアウトし、昨日の支笏湖のポイントへ行くも今朝はコップに落ちていません。一昨日から雨が降らず、乾燥気味だからかしら？残念・・・その後、千歳に戻ってチョウを採集していたら、支笏湖にバケツを忘れてきたことに気づき、支笏湖まで採り行くことに･･･支笏湖まで戻って無事、バケツを見つけ、ふと眺めると、回収し忘れたコップがいくつかあるのが目に入りました。特に、草の陰になっているところにコップが残ってる。「いかん、いかん」と回収していたら･･･なーんと、コップにオオルリオサムシが落ちているではありませんか！綺麗なライトグリーンの♂です！ラッキー！！今日は、昼間高温だったせいでしょうか？しかし、また♂でした･･･初挑戦の支笏湖型の採集成果は11♂1♀（ブルー3、ライトグリーン9）でした。ただし、1♀（ライトグリーン）は、エリトラが凹んでいて無事産卵できるか未知数です・・・でも、難しいと言われるオオオサムシ支笏湖型初挑戦で11♂1♀はまずまずの成果かな？来年はもっと効率良く、特に♀をもっと採集したいですね！
01Jun
- 初夏の北海道遠征　その3　オオルリオサムシ支笏湖型　新規ポイント　「今日は柳の下におった！」
  みなさん、こんにちは！昨日、見つけたオオルリオサムシ支笏湖型のポイント。昨日1匹採れたので、昨日のうちにコップを別の場所から100個移動して埋めてみました。さて、今朝は、柳の下のドジョウとなるでしょうか？コップを見て回ると、予想通り、3匹、落ちてた！青1、黄緑色2。当該場所は新規ポイントと言って良いでしょう。要は、オカモノアラガイやカタツムリがたくさんいる場所を見つければ支笏湖型を採集できる可能性は高くなるのです。これら陸生巻貝はフキやカニコウモリの葉についています。フキやカニコウモリは確かに湿潤な場所に自生するが、これらの植物の存在だけでは、オオルリオサムシが生息する指標にはなり得ないようです。フキやカニコウモリを見つけたら、オカモノアラガイやカタツムリの稚貝も多数いるか、現物をチェックしないと意味がないのです。支笏湖型は今日まで11匹採集したが、10オス1メスでメスが少ない。しかも、1メス（黄緑色）はエリトラがへこんだ個体で、産卵できるか、心配です。(^^;)なんとか、健全なメスを採集して、ブリードしたいと思っています。すべてのリアクション:3齋藤均、Osamu Harada、他1人
- 初夏の北海道遠征　その2　オオルリオサムシ支笏湖型ポイント探し　「二匹目のドジョウ」
  昨日早朝、ウマウマとニ匹目のドジョウを捕まえました。しかも、支笏湖ブルー！(≧∀≦)ただし、「柳の下」ではなかった（笑）前半戦で仕掛けたポイントにも、オオルリオサムシ支笏湖型はいるのですが、「過去のポイント」の感があり、一昨日、昨日、今日と全く採れなかったのです。そこで、視点を大きく変えてみます。よくブログなどでは、「支笏湖はどこも環境が似ていて、コップを仕掛けるポイントを絞れない」などと書かれていますが、これは真実でうか？支笏湖の外周を丁寧に見回っていると、私の目には、地形に応じて植生は実に変化に富んでいるように見えます。オオルリオサムシが多い場所＝エサとなるカタツムリ、オカモノアラガイが多い場所＝肥沃な土壌で、湿度が高い場所、という三段論法に従って、地表水が溜まっている、流れた痕跡がある谷地形、凹み地形を探してみました。イメージとしてはメスアカミドリシジミの卵を探す感じです。もちろん、それだけではありません。そこに生えている植物にオカモノアラガイやカタツムリが多くいるかもチェックします。するとオカモノアラガイやカタツムリがいる場所を発見！一昨日、この場所に試験的にコップを30個ほど仕掛けてみた。すると今朝、コップを覗いてみると、やはり落ちていました！(≧∀≦)人から聞いた有名ポイントに頼らず、色々試してみることが重要であり、二匹目のドジョウは「柳の下」にはいないことが分かりました。(^_^*)
31May
- 初夏の北海道遠征　その1　オオルリオサムシ支笏湖型採集
  みなさん、こんにちは！ルリハムシ昆虫教室店長の小林です！憧れのオオルリオサムシ、しかも支笏湖型が欲しくて、現在、北海道を遠征しています。支笏湖型は千歳市の低地のオオルリオサムシに比べて輝き、色彩が強く、綺麗な変異型として有名です。遠征初日の早朝、早くも、その美しい姿を拝めました（笑）ネットの写真でしか見たことがなかった憧れの支笏湖ブルーです！(≧∀≦)標高がやや高いのでまだ出始め？なのかな？もう一匹は黄緑色の個体でした。こちらも綺麗ですね！北海道に来る前は、素人の私は、支笏型はブルーと黄緑色の比率は半々くらいなのだとばかり思い込んでいました（笑）しかし、友人に聞いたら、「半々なんかじゃないですよ！！ブルーは、14匹か15匹採って1匹くらいの確率です！タダでさえ支笏湖型は採集が困難な上に、ブルータイプとなるとさらに、レアですよ！」とのことじゅっ、15匹に1匹！！(*ﾟДﾟ)　1÷15＝0.06666･･･なーんと、確率6.7％です！その支笏湖型ブルーを今回、最初の1匹目で採れたのはかなりの幸運、いわゆるビギナーズ・ラックであると分かりました。一方、海抜高20～30ｍの千歳市郊外は今が最盛期の様子です。やはりカラーバリエーションがあってひじょうに楽しいですね！オオルリオサムシが、日本で最も人気があるオサムシの1つである理由がよく分かりました。(^_^*)今回の遠征でのオオルリオサムシの採集の様子、採集方法、誰でもできるポイントの見つけ方については、6/22（土）のルリハムシ昆虫教室で、わかりやすく解説します。まだ参加者募集中ですので、ご興味のある方、ぜひ、ご参加ください！
20May
- 飼育中のキタカブリ、幼虫が誕生！！(^^*)
  しっ、知らん間に、幼虫が孵化しとった！！(*ﾟДﾟ)3月に秋田県、岩手県各地で越冬中に採集したキタカブリを4ペア飼育してきました。経過は下記の通りです。①オス、メス単独飼育し、4月中旬まで昆虫ゼリーを与えた。②暖かくなった4月中旬からカタツムリを与えた。③カタツムリを食べたら、交尾させた。④交尾が済んだら、再び、オス、メス、単独飼育し、メスは珪砂とピートモスを混ぜた産卵床を作り、再び、昆虫ゼリーとカタツムリを与えた。インターネットなどによると、「メスは産卵前にカタツムリは3匹は食べないとダメです」とか書いてありますし（今回飼育したキタカブリのメスにはカタツムリを1匹しか食べないものもいた）、交尾はあっという間に終わり、成立したかも不明だし、その後も、メスのケースに何の変化もないし･･･「あ～あ、ブリードは失敗かぁ～(T_T)」と、標本用にメスを〆めようと思い、先ほど飼育ケースを見たら、、、なーーんと！！メスのケースの中を1齢や2齢幼虫が2匹もウロウロしているではありませんか！！(*ﾟДﾟ)慌てて、幼虫をプリンカップに移し、殻を砕いたカタツムリを与えると、すぐにかぶりつきました！卵も見つかりました。やや大きくなった1齢や2齢がいるということは、既にもう親メスのケースの中でカタツムリを食べていたのでしょう。産卵にはかなりの体力を消耗するのかもしれないと思って、親メスのケースにカタツムリを5匹、多めに放り込んでいたのです。しかし、交尾後、親メスがカタツムリを食べている姿を全然見ないのに、死んだカタツムリがケース内にあることをずっと不思議に思っていました。カタツムリは幸いにも、幼虫の餌となっていたようです。回収できた幼虫、卵の数は、①大館市　3幼虫、3卵②男鹿市　3卵③滝沢市　1幼虫、2卵④雫石町　1幼虫、1卵ネットによれば、卵は衝撃に弱いらしく、すくい取ったりすると死んでしまうことも多いらしい。でも、明後日から、家を空けるので仕方なく、そっとすくい取ってプリンカップに移しました。どれだけ成虫に出来るでしょうか？初めてのことなので、全く分かりませんが、初めてゆえに、新たに知ることが多く、楽しくもあります。(^_^*)

南国・対馬からの昆虫採集速報！ -3- ---赤いミンミンゼミ 7/22---

南国・対馬からの昆虫採集速報！ -2- ---ツシマヒラタクワガタが降ってきた！7/15---

南国・対馬からの昆虫採集速報！ -1- ～ツシマカブリモドキから採集開始！7/14～

陸中のキマダラルリツバメ ～これが本当に昨日までと同じチョウなの？？～ 7月2日、東北にて

キタカブリのブリードに成功！ (≧∀≦)ノ

日本海側の青いオオルリハムシ

クロシジミとの再会

お詫び 7月6日開催予定のルリハムシ昆虫教室（高尾山口駅前、マリポーサ）は中止となりました。

赤いオオルリハムシ

「血だらけの採集（笑） アサカミキリ」

「草地のカミキリ」

6/22（土）ルリハムシ昆虫教室募集～低地オオルリオサムシと、ちょ～美しい支笏湖型の採集方法！！

初夏の北海道遠征 その6 低温・雨天の合間のチョウ採集

初夏の北海道遠征 その5 オオルリオサムシ採集での 「嬉しい副産物♫」

東北でオオルリハムシの発生始まる

初夏の北海道遠征 その4 オオルリオサムシ支笏湖型採集 「タナボタのツキ（笑）」

初夏の北海道遠征 その3 オオルリオサムシ支笏湖型 新規ポイント 「今日は柳の下におった！」

初夏の北海道遠征 その2 オオルリオサムシ支笏湖型ポイント探し 「二匹目のドジョウ」

初夏の北海道遠征 その1 オオルリオサムシ支笏湖型採集

飼育中のキタカブリ、幼虫が誕生！！(^^*)

南国・対馬からの昆虫採集速報！　-3-　　---赤いミンミンゼミ　7/22---

南国・対馬からの昆虫採集速報！　-2-　　---ツシマヒラタクワガタが降ってきた！7/15---

南国・対馬からの昆虫採集速報！　-1-　　～ツシマカブリモドキから採集開始！7/14～

陸中のキマダラルリツバメ　～これが本当に昨日までと同じチョウなの？？～　7月2日、東北にて

キタカブリのブリードに成功！　(≧∀≦)ノ

お詫び　7月6日開催予定のルリハムシ昆虫教室（高尾山口駅前、マリポーサ）は中止となりました。

「血だらけの採集（笑）　アサカミキリ」

初夏の北海道遠征　その6　低温・雨天の合間のチョウ採集

初夏の北海道遠征　その5　オオルリオサムシ採集での　「嬉しい副産物♫」

初夏の北海道遠征　その4　オオルリオサムシ支笏湖型採集　　「タナボタのツキ（笑）」

初夏の北海道遠征　その3　オオルリオサムシ支笏湖型　新規ポイント　「今日は柳の下におった！」

初夏の北海道遠征　その2　オオルリオサムシ支笏湖型ポイント探し　「二匹目のドジョウ」

初夏の北海道遠征　その1　オオルリオサムシ支笏湖型採集