2014年てるてる大賞受賞作品
「アナと雪の女王」
北欧のアレンデール王国にはエルサとアナという姉妹の王女がいました。
仲の良いふたりは、親に内緒の楽しい遊びをしていました。実は姉のエルサちゃんは生まれつき触るものを凍らせることのできる魔法の力を持っていたのでした。妹のアナちゃんはエルサちゃんの魔法で雪遊びをするのが大好き。この日も部屋のなかで「オラフ」という名前の雪だるまを作ってもらい、雪遊びをしていたふたりでしたが、ふとした弾みでエルサちゃんの魔法がアナちゃんの頭を直撃してしまいました。ぐったりとして冷たくなっていくアナちゃん。
駆けつけた父王と母妃は、森の奥のトロールの里へ向かい、長老に助けを求めました。
トロールの長老は、「頭で良かった、心が凍らせされると大変だった」と言い、アナちゃんの記憶を消し去ってアナちゃんを救い、楽しい思い出の記憶は戻しました。そして、エルサさんの魔法の力を制御できるようにしないと大変なことになると警告しました。
それを聞いた王様は、城の門を閉ざし、日に日に力を増していくエルサちゃんの魔法の力をコントロールできるようにするため、エルサちゃんを部屋に隔離するのでした。
アナちゃんにとっては、あんなに仲良かった姉から訳もわからないまま遠ざけられ、顔を合わせることもなく育てられました。
月日がたち、両親が不慮の事故で亡くなってしまっても、切り離されたふたり・・・。
両親の死から3年たち、エルサ姫が成人したため、王位継承の儀式が行われることになりました。女王としての戴冠式のため長く閉ざされていた城の門がようやく開かれました。
アナ姫も恋を夢みる乙女に成長していましたので、城の外の世界に出られる喜びと、姉にようやく会うことができることで浮かれまくっています。
一方、王位継承のためにやむを得ず公の場に姿を見せることになったエルサ姫は、魔法使いであることが露見しやしないかと気が気ではありません。
港に出たアナ王女は、街で知り合った南の国からやってきた13番目の王子ハンスさんと意気投合、恋に落ち、婚約をしてしまいます。
なんとか戴冠式をこなしたエルサ女王は、そのあとのパーティで再会したばかりの妹から婚約したとの話を聞いて驚きます。反対する姉に反発する妹とのいさかいから感情的になったエルサ女王は、隠していた魔法の力をみんなに見られてしまいます。
力を制御できぬまま、山に逃げ出す女王。アレンデール王国は、真夏にも関わらず氷に覆われてしまいました。
自分のせいで国が凍りついてしまった!と、アナ王女は婚約者のハンス王子に王国を託し、姉を追って山に向かうのでありました。
途中で出会ったクリストフさんとトナカイのスヴェン、雪だるまのオラフとともに、雪の女王の城に向かうのですが・・・。
ドラマチック・ミュージカルと銘打ったこの作品は、素敵な歌が満載です。
「真実の愛」とは?
素晴らしい作品、さすがディズニー❗裏切られ感が心地よいです。
吹替版は、アナ王女が神田沙也加さん、エルサ女王が松たか子さんが見事な歌唱を披露しました。
「ありのままで」がシビれますね❗
