「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(著:青柳碧人) | てるてるの小屋

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「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(著:青柳碧人)

タイトルから惹かれますよね😉
昔話を題材にしたミステリーだな。
5つのお話しがありました。
1. 「一寸法師の不在証明」
「一寸法師」のお話しって知ってます?
一寸法師が鬼を倒して姫を助け、鬼が持っていた「打出の小槌」で大きくなり、姫と結婚しましたとさ、めでたしめでたし☺️なお話し。
しかし、このお話しの陰でひとつの自殺に見せかけた殺人事件があったのです。
できすぎたお話しに潜む悪行が明らかに・・・😢

2. 「花咲か死者伝言」
「花咲か爺さん」のお話しって知ってます?
あの、花咲か爺さんが殺されてしまった?!
次々と現れる容疑者、真犯人は・・・😢

3. 「つるの倒叙がえし」
「つるの恩返し」って知ってます?
のぞいちゃダメよぅ😉なお話しでしたが、恩返しした相手がどうしようもない奴だったら・・・?
やられたなぁ😁な作品でした。

4. 「密室龍宮城」
「浦島太郎」のお話しって知ってます?
開けちゃダメよぅ😉なお話しでしたが、龍宮城と人の世の流れる時間が違うというタイムパラドックスのお話し。

5. 「絶海の鬼ヶ島」
「桃太郎」のお話しって知ってます?
桃太郎のお話しって、けっこう理不尽な話しでありまして、見ようによっては平和に暮らしていた鬼ヶ島の住民を征服し殺害、略奪したとんでもない行為だったんじゃないの?!って言われたりしてます。
そんな鬼ヶ島て、次々に鬼が殺されていきます😱
「そして誰もいなくなった」風な作品となりましたね。

昔ばなしをモチーフに、いろいろな手法のミステリーが描かれてまして、たまらん🙆作品でしたよ❗