今年1月に観た映画(その1) | てるてるの小屋

てるてるの小屋

ベイスターズの大ファンです
映画と音楽とお散歩が大好きです☺️
思いつくままに、気ままにやってます

1月は、16本も映画を観ました。新作は6本でした。
いつものことながら、言い訳的に日記に書いたコメントをおまけに付けました。
それでは、1月分・・・。
 
1.1/ 4 「レ・ミゼラブル」 4回目 ユナイテッドシネマとしまえん
2012年「てるてる大賞」受賞作品です。
劇場は満席状態、すすり泣き状態でしたね。
ミュージカルの映画化、それも映画のよさを発揮した作り、冒頭から圧倒されます。
ファンティーヌさんやエポニーヌさんのあの歌を観ちゃった(聴いちゃった)日には・・・。
コゼット役のアマンダ・セイフライドさんは、マンマ・ミーアに娘役で出てました。その映画で、彼女がエンドロールで歌う「Thank you for the music」が素敵でしたね。
「あしたは来る!」
拍手喝采の作品ですね。
人にお勧めしちゃう映画、サントラ版を買っちゃいましたよう。
 
2.1/ 4 「映画けいおん!」 5回目 自宅DVD
テレビの「けいおん!」「けいおん!!」の集大成みたいな作品。
初めて映画で「けいおん!」とお知り合いになりましたが、ハマりましたね。
ドラマを全部観て、改めてこの作品を観ると、ああ、愛されてる作品だなって思います。
 
3.1/ 4 「麒麟の翼」 5回目 自宅DVD
2012年「てるてる大賞」を最後まで争った作品。
被害者は、なぜそこにいたのか?
容疑者は逃走中に事故に遭い死んでしまう。
「被疑者死亡による解決」で片付けられるような事件。
阿部寛さん演じる加賀刑事は、被害者青柳(中井貴一)さんのなぜ?にこだわります。
素晴らしい作品でした。
 
4.1/ 9 「マンマ・ミーア!」 4回目 自宅DVD
「レ・ミゼラブル」を観て、も一回観たいなと思った作品です。
全編「アバ」の曲が盛りだくさんの血沸き肉踊る作品です。
メリル・ストリープさん演じるドナさんはシングルマザー、島でホテルを経営してます。
娘のソフィー(アマンダ・セイフライド)さんは、結婚するにあたって、まだ見ぬ父親に式に出席してもらい、エスコートしてほしいと密かに思っていました。ある時、母親の日記を盗み見たソフィーさんは、自分の父親らしき母の相手がなんと3人いることを知ります。そして彼女は、その3人に招待状を出すのでありました。
その3人は、アメリカの建築家のサム(ピアース・ブロスナン)さん、イギリスの銀行家のハリー(コリン・ファース)さん、スウェーデンの冒険作家のビル(ステラン・スカルスガルド)さん。
奇しくも、3人はビルさんのヨットで島に渡ります。
ソフィーさんの結婚式のために、ドナさんの親友ロージー(ジュリー・ウォルターズ)さんとターニャ(クリスティーン・バランスキー)さんがかけつけ、最強のトリオ復活です。
3人に再会して、20年前の痛い思い出に落ち込むドナさんとそれを励ます悪友たち。「Dancing Queen」は、圧巻です。
「会えばわかる」と思っていたソフィーさんでしたが、3人の誰が父親なのかわからない?!
どうなっちゃうのでしょうか・・・?!
 
ソフィー役のアマンダ・セイフライドさんは、「レ・ミゼラブル」のコゼット役。とってもきれいな歌声のひと。
この作品でも、素敵な歌声。
エンドロールの「Thank You for the Music」は、こころを打たれますね。
 
5.1/12 「チャップリンの黄金狂時代」  自宅TV 
この作品は、作られたのが1925年なんですが、1941年にチャップリン自身のナレーションを入れた改訂版が1942年に公開されました。
チャップリン映画のリバイバル上映の時は、「モダンタイムス」「街の灯」につづいて、たぶん3番目に公開されたと思います。
アラスカのゴールドラッシュを背景に、チャップリンの魅力たっぷりの作品です。
空腹のあまり、靴を煮て食べるシーン。
鶏に間違えられるシーン。
パンを使ったダンスのシーン。
シーソーのような小屋のシーン。
・・・名シーンが盛りだくさんですね。
 
6.1/12 「ポテチ」  自宅DVD
伊坂幸太郎原作、中村義洋監督・脚本、斉藤和義音楽のトリオの作品です。
68分という短めの作品で、昨年5月に新宿ピカデリーで公開されたようですが、ほらその当時は新宿ピカデリーとは縁を切っておりましたので、情報もなく、DVD化されてはじめて知った次第であります(言い訳してる)。
で、DVDを買いました。
仙台が舞台、濱田岳さん演じる今村忠司さんと大森南朋さん演じる黒澤さんが話をしている。
「僕、凄いこと気づいちゃったんですよ!」
って、万有引力の法則?!
このふたり、実は空き巣で、1匹狼の黒澤さんに対し、今村さんは「中村専務」と呼んでる中村(中村監督頑張ってます)さんとコンビを組んでます。
ある日、今村さんは恋人の大西若葉(木村文乃)さんと空き巣してます。
筋トレマシンやってる今村さんに、「そんなことしてると、帰ってきちゃうよ」と心配する若葉さん。
「大丈夫、帰ってこないから」という、今村さん。
この部屋は、地元仙台のプロ球団「仙醍キングス」の尾崎選手の住まいで、今試合中。
甲子園で5本ホームランを打ったという尾崎選手について熱く語る今村さん。
そこに電話が!
「前にもこんなことがあった・・・」
語り始める今村さん・・・。
 
うおぅ!「ことしだったら『てるてる賞』」だぁ。
 
DVDに入ってる、特典映像のメイキングは必見!
仙台支援のために、急遽浮上した映画。短期間での撮影。
ビルの屋上の撮影してたら、「飛び降り自殺?!」と間違えられて、通報されちゃった?!とか。
なんと、竹内結子さんがエキストラで出てる?!
元気の出る、素敵な作品でした。
 
7.1/12 「モダンタイムス」  自宅TV 
チャールズ・チャップリン監督・製作・脚本・作曲・主演、1936年の作品です。BSで録画したもの。
チャップリンさんは、喜劇王だけでなく、その時代背景を風刺した作品を作ってます。
この作品も羊の群れ~労働者の群れ、人間性を喪失したオートメーション、ベルトコンベアーを皮肉っています。
工場で働くチャーリーは悪戦苦闘、精神に異常をきたしてしまいます。退院してからも、拾った旗を振り回していたら、デモ隊のリーダーとみなされ逮捕されてしまいます。
一方、失業者の父親が騒動の末、撃ち殺され、施設に送られそうになった少女(ポーレッタ・ゴダード)は、逃げ出します。
パンを盗もうとして、チャーリーに助けられた少女は、チャーリーとふたり家を持とうと夢み、頑張りますが・・・。
チャップリンさんの目隠しローラースケート、サイレント映画にこだわったチャップリンさんの初の肉声(「ティナティナ」という歌)、うちひしがれる少女に「スマイル」というチャーリー、そのときの音楽の美しいこと・・・。
まさに名作ですね。
 
8.1/16 「映画 鈴木先生」  角川シネマ新宿
原作はコミック、テレビドラマがギャラクシー賞というのを取ったそうです(視聴率は2%台だったようですが)。
全く知らん?!
予告編が面白そうだったので、観ようと思ったのですが、予告編からのイメージは、
イケメンで人気の教師、しかしその実は妄想癖がありレイプとか、悪徳教師?!・・・あれ、どこかの映画か?!
というもの。
原作、ドラマの映画化ちゅうのは、観てない人も入り込める間口を持ったものと、いやいやこの世界を知らないあなたが悪い!というマニアックなつくりの作品がありますね。
とけ込めない・・・という疎外感を感じてしまうような。
作品は面白く、鈴木先生を演じる長谷川博己さんとか、同僚の田畑智子さん、でんでんさん、そして「天敵」の先生を演じる富田靖子さんがエラい!
でも、その背景がよくわからん?!
何か野望を持っているようだが・・・?!
何かもやもや感がつきまとう。
思ったのだけど、冒頭にちょっと背景のおさらいなどがあると(「親切設計」と呼んでいる・・・「レッドクリフ」みたいな)、いいのだがなぁ・・・。
でも、面白かった。
 
9.1/19 「東京家族」  ユナイテッドシネマとしまえん
山田洋次監督の監督50周年記念作品とかで、敬意を込めて鑑賞です。
小津安二郎監督の「東京物語」へのオマージュとして作られた作品だそうです。
瀬戸内海の島に住む平山周吉(橋爪功)、とみこ(吉行和子)夫婦は、3人の子供たちが暮らす東京にやってきます。
長男の幸一(西村雅彦)さんは開業医で、その妻文子(夏川結衣)さんと2人の子供の4人暮らし。
長女の滋子(中嶋朋子)さんと夫の庫造(林家正蔵)さんは美容院を経営してます。ふたりは親をもてなしたい気持ちはあるのですが、忙しさに追われ持て余し気味。
親の心配事は、次男の昌次(妻夫木聡)。舞台美術の仕事をしているというが、ちゃんと暮らしているんだろうか?
横浜の立派なホテルに泊まることになった周吉さん夫婦は、居心地が悪い。引き払って戻ってくると、泊まる所もなくなってしまった。
そこで、周吉さんは旧友のところへ、とみこさんは昌次さんの部屋に泊まることにしました。
やめていた酒を飲み過ぎて、泥酔してしまった周吉さん。
一方、とみこさんは昌次さんに婚約者の紀子(蒼井優)さんを紹介され、その人柄を気に入ってしまいます。
その翌日・・・、思いがけない別れが・・・。
 
家族をめぐるお話。
みんなが称える作品でしょうね。
みんないい人、でしたね。
 
10.1/20 「マトリックス」 3回目 自宅DVD
10年以上も前にこんな作品が出たんですね。
公開された時の衝撃たるや・・・。
コンピュータ会社に勤務しているトーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)さんは、その裏では「ネオ」という名前で、コンピュータのハッキングやら、その世界では有名な存在になっていました。
ある日、自分のパソコンの画面に謎のメッセージが現れ、それに導かれるように出掛けたネオさんは、トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る女性に声を掛けられます。
それ以来、ネオさんはとんでもない出来事に巻き込まれ、衝撃の真実を知ることになります。
そして、探し求めていたモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)率いる工作船「ネブカドザル号」の仲間として、コンピュータによる人類支配の幻想社会「マトリックス」からの解放を目指す闘いに踏み出すのでありました。
 
この作品に影響されたものって多いですね。
追いかけっこの番組なんて、モロじゃん!
いま観ても、同じ衝撃ですな。