「インスタント沼」をホームシアターで観ました。5回目ですなあ。
三木聡監督との出会いの作品ですね。
これまで観てきたときの記事はこちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/takateru13/28720340.html 「インスタント沼」も一回
http://blogs.yahoo.co.jp/takateru13/29168768.html 「インスタント沼」みたび
http://blogs.yahoo.co.jp/takateru13/30569871.html 「インスタント沼」DVD
「時効警察」の三日月しずかさん役で、何か道を踏みはずしてしまった(?!)麻生久美子さん。子どもの頃、沼に、黒い招き猫を沈めてしまった祟りで、このところじり貧な沈丁花ハナメさん、テンション高く登場です。

母親の翠(松坂慶子)が貫録たっぷりにボケる。
わが道を行く性格の沈丁花ノブロウ(風間杜夫)さん。
パンクなのに、健全で、いい人で、電気屋なのにガス(加瀬亮)さん。
この作品は、集大成ではないけど、小ネタ盛りだくさんの作品。
冒頭のシーンがすごい、約2分間に106カット。全部麻生さん登場。「くだらねえ!」に命を懸けています。
なじみのメンバーがぞろぞろ登場して、味を出しています。
リサイクル業者「もったいないおばけ社」の3人組・東(村松利史)、大谷(森下能幸)、川端(松重豊)。実にあやしい。「亡国のスパイ」の匂いがする・・・。どうやら惚れた弱みで、スパイに引きずり込まれちゃった男もいるようだ。
東さんが、ハナメさんに「オレ、あいつ嫌いなんだ」と耳打ちするのが、しょっちゅう鴨居に頭をぶつける川端さん。でも本当は、泣きながらうまいラーメンをすすりあった仲なのに・・・。

話は尽きません。
じり貧、底なし沼なあなたは、観るべし!の映画だと、「断げっ」ちゃいます。