日曜日、あわてて支度して、おうちを飛び出したら、雨がザーザー。
部屋に引き返そうとしましたが、あ、いかん!「上野へ行くぞ!」みたいな記事書いちまった。取り消すか・・・、それも大人げないので、「まあ、雨の日にのこのこ上野へ行く馬鹿はいない!」と、つぶやいて、いざ!上野へ。
上野の駅に着いたら、人だかり、親子連ればっかり!

ええい!みんな動物園にでも行っちまえ!
と、西洋美術館へ。




へっへっへ、これは近道なのだ。目指すは、国立科学博物館、ご無沙汰です。

よだれが垂れそうなくらい、行きたかった「大哺乳類展」。
空いたら行こう!などと高をくくっていたら、第1部の「陸のなかまたち」は6月13日まで・・・。
おまけに、たまたまこんな番組を観てしまった!

行列を尻目に、常設展へ。
今回は、「リピーターズ・パス」じゃありません。「友の会会員」です。本気度が違います(どこが?!)
こちらだと、特別展も観られる(1回無料、2回目以降は割引き)のですぞ。
さて、特別展は、大勢。それが動かない!しょうがないので、「音声ガイド」を繰り返し聴いていたら、すごくためになったぞ!


上が爬虫類の骨格、下が哺乳類の骨格。
哺乳類は、爬虫類が進化したと思っている人がいるみたいですが、それは不正解。ともに、両生類から進化したものです。
爬虫類、特に恐竜が我が物顔だった時代にも、哺乳類はしっかり生息していました。ネズミくらいの大きさで、ひっそりと、チョロチョロと暮らしていました。
地球上では、おおよそ5回の生物大絶滅があったそうですが、その最後が「恐竜の絶滅」。大隕石の衝突説が有力ですが、目障りな恐竜が滅びてしまえば、哺乳類の天下。みるみる大きく、多種に発展していきます。
そうそう、恐竜が進化したのが鳥類ですよ。
それでは、お勉強。
哺乳類の特徴を5つ述べよ。
1)体温を一定にたもつ
2)子を産みお乳で育てる
3)耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)
4)複雑な歯
5)成長のパターン
説明は、省略しますが、生き残り、繁栄するための知恵ですね。




博物館に展示されているのは、「剥製」です。いろいろな種類の哺乳類が、今にも動き出しそうな姿を見せています。




こういう展示ですから、行列が進まん・・・。
中には、一つ一つスケッチしている子供や大人。動こうとせず、世間話をする3人組・・・。
心の「すさみ度」が2.5ポイントくらい上昇してきましたので、ここで一服、あ、禁煙ですよ!