【潰瘍性大腸炎再燃】プレドニン発動+貧血対策追い込み | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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今年2度めの主治医へ訪問。

 

12月~1月が非常に苦しかった。

まるで、生き地獄だった。

 

その結果、4年間支配されてきた西式の呪いを解いて、

俺自身が実体験で良い食事と悪い食事を見極めていくというスタイルをとった。

なにしろ、俺は科学的に腑に落ちる治療法があるなら納得するが、「気持ち」とか「宗教」とか「祈りを込めたら身体の中からオーラのようなものが」とかいうオカルトかぶれの健康法は全く信じてはいない。残念ながら西式は後者のようだ。

 

考えてみれば、解ることだ。

故甲田先生は立派な方だったが、お弟子さんはどうかわからない。

 

そのお弟子の方(女性だが)

YouTubeで確認したが、どうも個人的に受け付けにくいタイプの人だと思った。

内向的だし、話の中で、本当のことを言っているように思えなかったからだ。

そもそもだ。毎朝青汁を1杯飲むだけの生活で元気に生きているなんざ

どうかんがえても信じ難い。他の人の話では「実は、ビタミンCのサプリメントなどを師匠から譲りうけて常用している」ようだったらしい。

 

なんだ、青汁1杯で生きているとかいうやつは嘘ではないか。

本のタイトルにある「私、たべるのをやめました」ってあるが

きっちり食べているではないか。

やはり、日本人というのは嘘つきばかりだ。

 

だから、この俺もこれまでのように

西式の「生菜食」「生玄米」「柿の葉茶」という固定概念は一掃した。

 

そもそもだ。甲田氏のいう「薬を使わない治療」なんて出来る訳がない。

日本の医療は、現在の最先端と呼ばれている西洋医学から影響を受けている。つまり(対物療法)なのである。対物療法の中から、限りなく完治に近い寛解を目指すことこそが、潰瘍性大腸炎に勝つ方法だ。

 

なぜ、俺の潰瘍性大腸炎が再燃したのか?

寛解が4年間と長い期間まで続いたからだ。

それにより、薬を飲まない日が増えた。

これが最も考えられる原因だと思う。

 

俺は「日本の医療は糞だ」と散々言ってきた。

だが、もっと糞なのは、その身近にある東洋医学だ。

アレは、もはやオカルトの世界である。

 

薬を使わない治療法なんてありえないのだ。

人間に備わっている自然治癒力を引き出して治すだって?

そこまで人類は都合よく出来ていない。

だから、医学というものがある。

西洋医学こそが現在の最先端治療だということが判ったのだ。

 

潰瘍性大腸炎は治らない。

死ぬまで腐れ縁なのだ。

それを念頭に置いた上で病と付き合っていくしかない。

だから、今後は「治療しよう」なんて馬鹿な考えはやめる。

180度考え方を変えることにしたのだ。

 

主治医の先生には、プレドニンを処方してもらおう。

副作用はえげつないし、ウイルスへの抵抗力も落ちるだろうが

今の現状を考えれば、飲んだほうがいいに決まっている。

少なくとも、4年前の俺はプレドニン2.5mgから調子が戻ってきたのだ。

 

さあ、病院についた。

待ち時間はそんなに罹らなかった。

 

名前を呼ばれたので、診察室に入った俺。

主治医の先生に12~1月の症状を言ったところ、

「なるほど」と半ば予想していたような答えが返ってきた。

 

「では、プレドニンをお出しします。6mgね。相当多いけどね」

6mgとは驚いた。要するに、4年前より症状が酷いと判断された訳だ。

ハッキリいって、これが効かなければ「即入院」というところまで症状が悪化しているということを意味する。確かにそうだ、夜勤中は毎回のように「いつぶっ倒れてもおかしくなかった」状態だったからね。

 

「それで先生、仕事中は立ち眩みが酷くてね。階段を上ると息があがるし、一度しゃがむと立ち上がった時に猛烈な立ち眩みが襲ってきて、じっとしているしかなくなる。たまりかねたので「エミネトン」を買って飲みました。かなり改善されました」

 

こうして話しているうちも、俺の息は上がっていた。

 

血圧を測ると、上が117 下が76、しかし、脈拍が96だった。

以前の寛解時なら、上が128 下が89、脈拍は67だった。

かなり悪くなっているね。

 

こないだ、血液検査をしてもらった数値がコンピューターに入っていた。

やはり、ヘモグロビンの値が異常低下していた。

14.0が標準で、13なら少し貧血気味で、15なら少し濃い状態らしい。

今回の俺は、何と「7.6」だった。

但し、この7.6という数値は血液検査を行った時の状態だ。

最悪な状態から回復した時のものなのだ。

ということは、夜勤中の俺は、これよりも状態がずっと悪かった訳だ。

もっと低い数値(「5~6」くらい)で、なんとかやっていたことになる。

改めてゾっとするね。

 

「これは大変だ。帰りしなに点滴を打ちましょう。飲み薬よりもずっと即効性がありますから。そうですね、これからは1週間ごとに来てください」

 

点滴で鉄分を100cc。注入して貰った。

もう慣れたものだ。フルフラットで清潔なベッドに寝かされ

丁寧に点滴を打ってもらえる。段々と落ち着いてくる。

 

30分で点滴が終わった直後は、あまり違いを感じられなかったが

自宅に戻った時に変化があった。階段を上っても息が上がらなかったのだ。

 

次回の一週間後、プレドニンによって下血と下痢が半分くらい改善してきたので

投与量を6mg→5mgに減らしてくれた。副作用らしさはみられず、確実に良くなっている。下血の回数が減った。オナラは相変わらずでるが、糞と一緒に爆発しなくなった。

 

俺の食欲は増え、まだまだ万全ではないが、元気がでてきた。

 

今まで食べていた生菜食は、食べない日もある。

豆腐だって食べない日もある。

 

その代わり、鶏の唐揚げや、豚レバーや、インスタントの長崎ちゃんぽんやら

丸岡ぎょうざへ行って「生餃子」を買ってきたり、ついでに本場韓国のキムチと本場日本の納豆を買ってきたり…

 

でも、「寝かせ玄米」の美味しさ、モチモチ感だけは格が違う。

帰ってきた時点で温かいご飯が待っている。4日も保温していると

小豆との化学反応で玄米が真っ黒になる。これがまたモッチリしていて

甘くて美味い。仕事の辛さだって忘れられる。

などなど、アレやコレやと他の楽しみをみつけられる。

 

「もしも、この俺が戦さに勝てたならば、色々とやりたいことを自由にやろう」

1人でいいので、オートバイでツーリングなんてどうだろう?

やってみたいな。小さなオートバイで荷物を一杯積んで

トコトコ進んで、峠を進むんだ。で、地方の温泉をハシゴしたり

自然を満喫したり、野外で寝泊まりしたり。

そういえば、東日本や東北の温泉は殆ど体験していない。

名前は知っているんだけどね。北海道のカムイワッカ、今でも行けるのかな?

日本横断も良いかも知れない。

 

意外と今が長い人生で幸せの絶頂にあるのかもしれない。