走り屋 魂!~vol,15 | こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ

走り屋 魂!~vol,15

「走り屋」には、縦横無尽に走るため

                    広い視野が必要です。

そのためにも動体視力は、必然的になってきます

自身の動体視力をチェック出来る動画が
ありましたので一度、試してみて下さい。


動体視力テスト1


動体視力テスト2


アメフトの場合
細かいものを確認しなくても人の動きだけでいいので

上記動画が分からないからといって落ち込む必要はありません。
(野球選手には、いいかも~)

では、実戦ではどうしていくのかはてなマーク
下の数枚の写真で説明しましょう。


第1歩
QBからハンドオフ(ボールをもらう)される時
ダウン下の写真が悪い例ですがボールを見てはいけません。
これは、基本で
RBなら誰でもコーチや先輩から必ず、教えられることです。

こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110329001
赤い線が目線、黄色線が走る方向)

正しいのは、ダウン下の写真のように
目線(赤い線)進行方向(黄色線)が一緒でなければなりません。
目線が先にいくことで早い判断が出来るからです。

ボールを渡すのは、QBの仕事
RBは、ポケットだけ開けとけば勝手にボールが入ってきます。

こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110329002


第2歩
その目線の先には、オフェンス・ディフェンス全体を見る
視野があり、その視野が広いほど素晴らしいとされ

      ディライト走法といいます。

ダウン下の写真は、ハンドオフされた時点での理想の視野です。
こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110329003
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これには個人差があり、冒頭でテストした動体視力も影響があります。


第3歩
視野を広げるには、動体視力以外にいろいろな知識が必要です。
というのもQBから次のプレーコールで自分がボールキャリアーの時
ボールキャリアーは、まずアサイメント
(アサイメント:攻撃の際、各プレーヤーに与えられた役割のこと。
誰がどの位置でパスを受けるか、誰がどうブロックを担当するのかなどなど)
頭に浮かべオフェンスの動き、ディフェンスの動きを
イメージしいくつかのパターンをイメージしなければなりません。

イメージを怠るといざハンドオフされた時に瞬時に判断できません。

いくら視野が広くても瞬決力がなければディライト出来ません。
こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110329005


第4歩
密集を抜けた後、ディフェンスのパシュート(下記説明有)
そのパシュートをブロックするオフェンスの動きを理解する必要があります。

第3歩のイメージすることといっしょです。

パシュート:
ディフェンス選手が自分のいた位置と反対側に展開された
プレーに対応するために、ディフェンスの選手全体がボール・キャリアを
追い込むためにプレー・サイドに移動します。
この斜め後ろに移動することをパシュートといいます。
このパシュートの走るルートをパシュート・コースといいます。
このコースがおかしいとボール・キャリアに隙をつかれて、ロング・ゲインを
許してしまうことにつながってしまいます。


密集を抜けると更に視野は、広がり
この時の判断でゲイン(前に進む)するyd(ヤード)が
決まるといってもおかしくはありません。

こやじのアメフト談義 ~悔いなきフィールドへ-20110329006

ちょっと分かり辛かったかもしれませんが

瞬決力には、広い視野アサイメントのイメージが必要だと
理解いただければ幸いです。



あ~何か脳みそ沸いてきそうです。
(この関西弁は、”考えすぎて頭がこわれそう”という意味です。)チョキ




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