成長が止まっている人 | 正しいネガティブのススメ

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「心の病気じゃないけど、なんだかツライ」あなたに贈る、悩みとうまく付き合う方法


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「ひみつのアッコちゃん」という古いアニメを

ご存知のあなたも
ご存知ないあなたも

こんにちは。

フェイスブックにもみじの写真ばっかりアップし杉田です。

1週間お疲れさまでした!



えーと、今回のブログのテーマですが、

「成長が止まっている人」です。

言ってしまえば、

自分でできない人
自分で考えらない・決められない人
自分で自由に行動できない人

についてのお話です。

今回の記事は、今までに何度か触れてきた内容なのですが、
改めて全体像をまとめてお話してみたくなりました。

というのは、こういうクライアントさん、
私のセラピーに結構いらっしゃるんですよ。

でも、世間からあまり理解されていない悩みだったりするので、

本人も自分に何が起こっているかわからなくてツライし、
まわりの人もその人をどう扱っていいかわからなくてツライし

ということがよく起きているので、

まずは、今回の記事を読むことで、

「成長が止まっている」という悩みを持つご本人に、
自分にどういうことが起こっているのか、わかっていただきたいのと、

そんな「成長が止まっている人」がまわりにいる人にも、
その悩みを理解していただきたいのと、

その両方の想いを込めて今回の記事を書きたいと思います。

なので、今回のお話は、

「成長が止まっている」という悩みをお持ちの方には、
「そうそう、それこそ私!」という内容ですが、

そんな悩みのない方には、
「ふーん」みたいな話だと思います。

では以下、説明が多くて、長いブログになりますが、
はじまりでーす。


えーと、いきなりですが、
こういうことで悩んでいる人はいませんか?

たくさんありますが、とりあえずザッと並べますね。


「成長が止まっている人」の特徴

(1)自分でできない

・いつも人に頼ってしまって、自分で解決しようとしない
・すぐ「自分にはできない」と思っていまう
・最後までやり遂げられない
・「うっかりミスを繰り返す」等、「できない人」の立場を取る
・よく時間に遅れる ← セラピーにも遅れてくることが多い(笑)
・外見やしゃべり方が年齢に比べて幼い


(2)自分で考えられない、決められない

・自分の考えを求められると、頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる
・考える場面になると、頭が混乱する
・自分の意見がない
・自分で決められないので、誰かに決めてもらおうとする


(3)自分で自由に行動できない
・自分の考えで行動しようとすると、恐怖を感じる、
・自分に自信がないために、やりたいことができない
・考えるばかりで、結論を出せない
・失敗を極度に恐れる。
・「これでいいですか?」と他人に行動の許可を求めたがる


この(1)(2)(3)を見ると、
「実際にいたら、ちょっと困った人だな」という思いと、

でも、「自分にも多少はそういう面もあるかも」
という思いを持ったのではないでしょうか。

これらのことは程度の差こそあれ、
誰でも持っていることかもしれませんが、

中には、(1)(2)(3)のどれか、もしくは全部の傾向が、
「非常に強く表れている人」がいるんです。

そういう人を世間的にわかりやすい言葉で言えば、

「依存的な人」
「(大人なのに)コドモ」
「心配性」

と言うことができるのかもしれません。

そんな人の悩みのイメージを、もう少しわかりやすくお話しますと、
その悩みは、「仕事場で」起こることが多いんですよ。

「仕事場」というのは、日々「成長」を求められますから、
「成長が止まっている人」には、特に問題が起こりやすい場所なんですよね。

たとえば、「成長が止まっている人」には、こんなことが起こります。

「仕事の指示を覚えらない」とか、
「ミスを何度注意されても直らない」とか、
「言われたことが頭に入ってこない」とか、
そんなことを連発しすぎて、ものすごく怒られて、
それがツラくて会社を辞めることを繰り返しているとか、
(いつも仕事ができない)

仕事の進め方を、自分で決められず、
誰かにOKをもらわないと不安で仕方ないので
いちいち確認してしまうとか、
(「自分で考えろ!」とか怒られたりもする)

「何時までにこれを仕上げて」とか言われると、
頭がパニックになって、
何から手をつけていいか、全くわからなくなってしまうとか、
(やる前から「自分にはできない」と思ってしまう)

自分の意見を求められても、全然出てこなくてアセるとか、
(自分の意見がわからない)

そんなことが起こります。

なので、会社のまわりの人は、

「なんで、この人はこんなことができないんだ?信じられない!」

と理解不能で頭にくるんですね。

でも、本人はワザとやっているわけではないし、
一生懸命やってもできないしで、

「何で自分だけこんなにできないんだろう。私ってバカなんじゃないか・・・」

なんて思って、とてもミジメな思いをするんですよ。

では、なぜこんなふうなことが起こってしまうかというと、

その人が子供の頃、以下のような「親からの刷り込み」
があった可能性があるんです。


「成長を止めてしまう人」がそうなった原因

・過保護、過干渉の親に育てられ、「自分でやる機会」を奪われてしまった。
・親が自分の世話を喜んでやっているのを感じて、親の世話を受入れた。

・「ああしろ、こうしろ」と指示的で支配的な親に育てられた。
・「あなたは私の言う通りにさえしていればいいのよ」
 「お前は私の言う通りにしないと失敗するよ」というタイプの親だった。

・自分で考えたことに対して、親が否定的、批判的だった。
・自分の考えを馬鹿にされたり、笑われたりした。

・心配性な親に育てられたために、
 「自分がすることで、正しいことや安全なことは一つもない」
 「もう自分で考えるのは面倒だから止めてしまおう」と思い込み
 いつも何かを指示してくれる人を見つけるようになった。
・「一度失敗すると取り返しがつかないよ」と言われて育てられた。

・失敗すると責められた。


人間には元々「成長意欲」ってあるんですよ。

だって、赤ちゃんて、何度失敗しても自分で歩こうとしたり、
新しいものに興味をしめしたり、

ちゃんと「自然な成長意欲」を持っているじゃないですか。

でも、親が過保護だったり、支配的だったり、心配性だったりすると、
その子の「自然な成長意欲」が奪われてしまって

子供は最終的に、そんな親のやってくることを「受け入れてしまう」んですよ。

というのは、なんといっても、

「子供は親に対して無条件の愛」

を持っていますし、

それに、子供は自分だけの力で生きていけませんから、
親から愛されないとか、関心を持ってもらえないというのは、

ある意味、「死の恐怖」なんですよ。

だから、親に従うしかないんですよね。

つまり、「成長が止まっている人」というのは、

なにも自分でスキ好んで「自分でする、考える、行動する」ってことを
放棄したのではなく、

子供なりに、その環境をサバイバルするために、
「成長を止めた」んですね。

だから、「成長が止まっている人」は、元々バカだとか、能力が低いだとか、
全然そういうことではないんですよ。

「子供は親に対して無条件の愛」

のために、「ダメなフリ」をしてきただけなんですね。


で、そんな「成長が止まっている」という悩みを持つ人が
実際にセラピーに来られると、

親に対して非常に複雑な思いをいだいていることがわかります。

以下、2つの気持ちが入り混じっているんです。

A 「甘えてきた自分が悪いだけで、親は悪くない」と思っている
B 「親の言いなりにさせられた」と頭にきている

Aの気持ちを強く持っている人は、
基本的には「親がスキ」と思っていることが多いんですけど、

セラピーの中で、「イメージの中で親に対峙してもらう」のようなことをすると、
なぜか泣き出したり、居心地が悪そうにするケースが多いんですね。

その姿から、本当に心の底から喜んで親と接していたわけではない、
ということががわかるんです。親に「何かしら気を使っていた」んですよね。

たとえば、親が楽しそうに自分の世話をしていたから、
世話を受け入れざるを得なかったとか、

親が自分の世話ができなくなったら、さびしそうだから、
世話を受け入れたとか、

親が、家族の中で肩身の狭い思いをして「かわいそうな立場」にあったから、
自分の意見を言って逆らうことができなかったとか、

そんなケースが多いんです。

一方、Bの「親の言いなりにさせられた」という気持ちを強く持っている人は、
より複雑です。

基本的に「親がキライ」と思っていることが多いです。

このBの気持ちが強い人によく起こることは、

親は、さんざん甘やかしたり、さんざん指示したりして、
子供が「自分でする、考える、行動する」機会を奪っておきながら、

親自身が子供の能力を奪っていることを自覚していないことが多くて、

「早く自分でできるようになりなさい!」とか、
「早く自立しなさい!」とか、
「あなたの世話ばかりして、お母さんは自分のことができない」とか、

親がやっていることと正反対メッセージを
子供に投げかけることがあるんですよ。
(しかも連続的に or ある時突然に)

こういう時、子供はものすごく混乱するんですよね。
「今までさんざん甘やかして or 指示しておいて、何を今さら!」みたいに。

とにかく、Bの気持ちを強く持っている人の複雑さは、

「親から離れたい」とか、「親がキライ」とか思っているのに、
本人は「成長が止まっている」わけですから、自分で自由にできないんですよ。

となると、

「親はキライだけど、そのキライ嫌いな親に頼らないと生きていけない」

という大きな矛盾を抱えることになるんです。

これが本当にツライわけですよ。
「自分の一番の敵」に頼らないといけないわけですから。


で、実際に、このような「成長が止まっている」
という悩みを持つ人のセラピーですが、

1回でかなり軽減をする人もいますが、
やはり何度か回数が必要な人もいます。

でもこれって治らないものじゃないんですよね。

親が過保護だったり、支配的だったり、心配性だったりして、
その中で子供ながらサバイバルするために、「成長を止める」ということは

ある意味仕方なかったことなんですよ。

なので、あまりご自分を責めないで欲しいんですね。

ただ、今そこから「自分を変えよう」と決断することは、
あなたしかできないんですよ。

なので、もし今回のお話したようなことで悩んでいる場合は、
「親からの刷り込み」が原因ですから、

なかなか自分ではなんとかできるものでもないので、
一度セラピーにお越しくださいね。


で、最後に、「成長が止まっている人」という悩みを持つ人に、
私がお伝えしたいことなんですけど、

あなたは、「ひみつのアッコちゃん」なんですよ。
いきなり唐突なこと言うようですけど。(笑)

あっ、これでようやくブログの冒頭のあいさつの話に戻りましたね。

「ひみつのアッコちゃん」というアニメ、
ずいぶん昔にやっていたアニメで、

最近では、綾瀬はるかさん主演で映画化もされたみたいですけど、

主人公の女の子、アッコちゃんは、本当は小学生なのに、
魔法のコンパクトに向かって、魔法の呪文、

「テクマクマヤコン テクマクマヤコン ○○になれ~」

と唱えると、「大人の女性」に変身できるんです。

で、「成長が止まっている人」って、
このアッコちゃんが変身した状態だと思うんですよ。

外見は大人だけど、中身は小学生。
「リアルひみつのアッコちゃん」とでもいうのでしょうか。

だから、毎日が大変なはずなんですよ。小学生なのに働くって。

なので、毎日できなくて、傷つくことも多いと思うけど、

「まぁ、小学生が働いたら、うまくいかなくても仕方がないさ!」

って思って欲しいんです。

そして、ほんの少しでもできることがあったら、
自分が親になったつもりで、

「小学生なのにスゴイじゃん!」

て自分を褒めてあげて欲しいんですよね。


さ、私も魔法のコンパクトにお願いしてみようかな。

「テクマクマヤコン テクマクマヤコン お坊さんになれ~」

・・・・・

アッ、全然変わらない!(笑)

正しいネガティブのススメ



それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!



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