今更 竜が如く3
先のブログでもちょっとふれましたが、
今更 竜が如く3 をやっている セクレタリーMです。
今日は、そのストーリーの中の一つのシーンについて。
だから、やっていない人には全く無意味かもしれません(^_^;)
そのシーンは9章、
桐生一馬が、陰謀の絵を描いた人物がだれか、そしていろいろな謎が明かされるところ。
防衛大臣の田宮から、いきなり携帯電話に電話がかかってきて、
国会議事堂に来いと言われる。迎えの黒塗りのリムジンが神室町に横付けされ、
元刑事で新聞記者の伊達とともに、国会に乗り込む。
国会内の部屋を訪ねると、防衛大臣の田宮が待っている。
昼間からブランデーを飲みながら、陰謀のすべての謎を語ってくれる。
話が終わり窓から外を見ると、前庭には敵方の息のかかったセキュリティポリスが何十人も、、
新聞記者である伊達に、「あんたは記者だから、名刺を渡せば裏から逃げられる」
と一人、正面玄関から出て何十人ものセキュリティポリスと戦う桐生。
あらかた片付いたところに、正門からトラックが突入。
運転したのは、真島の兄さん。桐生を助けにきたのだ。。。。。。
ふーーん。。。。
。。。。。。おい!!!!
不自然な設定ばかりで、目が飛び出したぞ!!www
順を挙げていこう。
①防衛大臣が国会議事堂にこいという。。。。
防衛大臣は、国会議事堂にいるわけではない。
そもそも、防衛省のトップが防衛大臣。
なら、防衛省にいるのだから、そこに呼ぶのが当然。
たしかに、国会の造り、外の景色。全く同じにできてて素晴らしい。
防衛省の見取り図が入手しづらかったというのも理由のひとつだろうか。
②国会議事堂の部屋でブランデーを飲みながら話す防衛大臣
だから、そこは誰の部屋だといいたい。
防衛大臣の部屋は当然防衛省にある。市ヶ谷だ。
国会にあるのは、参議院の裏手に、防衛省政府控室があり、
そこに、申し訳程度の応接セットが置いてある。ただそれだけだ。
しかし、田宮防衛大臣の部屋は国会正面側の絶好のロケーション。
なぜ、人の部屋でブランデーを飲んでいるのか????
③敵の息のかかった多数のセキュリティポリス。。。
セキュリティポリス 通称SPさん。
SPさんは、警視庁から派遣されている。つまり警察官だ。
しかも普通の大臣ならせいぜい2人が派遣され、交代で一人が必ずつくようにする。
じゃあ。。。この多数(30人以上か?)のSPさんは、どこから湧いて出たのか。
全閣僚のSPを総動員しないとこうはならない。
④「新聞記者だから、伊達さんは名刺一枚で裏からでれる」という桐生
いや、あんたも普通に裏から出ればいい。www
名刺も要求されないはずだ。国会は入りにくく、出やすいのだ。
特に、出口なんて会館経由でもなんでも山ほどあるさ。
⑤正面玄関から出て、SP軍団を迎えうつ桐生。
国会見学でもよく言うが、「国会の正面玄関は、通称「開かずの扉」と言われ、
年間、3回程度しか開きません。天皇陛下がお越しのとき、外国の大統領クラスの
来客のあるとき、議員が初当選してバッチを受け取るとき。それ以外は開きません」
だから、そこは開いてないんだよ。出られないんだよ。www
⑥正門からトラックが突入。運転したのは、真島の兄さん。
正門からトラックが簡単に突入できるようでは、国会もまずいでしょう。
突入しようというヤカラがどんどん現れる。
ちゃんと、突入防止用の昇降式のぶっとい鉄のゲートが装備されている。
もちろん、竜が如くシリーズはものすごく面白いのでこれも笑って過ごせますが、
ちょっとあまりにもすごい展開だったので、書きたくなりました。w
Vシネマなんかのドラマに出てくる、政治家の汚職や利権、あれもこれと同じようなもので、
都合よく描かれている暴走したイメージが、いつの間にか政治家とはこんなものだと、
誤解されているのではないかんぁと思います。
実際はそんなことできるはずないというのが、本当のところだと思いますね。