部活動。

どうも、王下です。

8月と言えば、夏休みです。

高校を卒業して以来、バイトと舞台という日々を繰り返していたので、《夏休み》という響きはもはや過ぎ去ったモノでセピア色に輝いています。

夏休み

僕にとっては、部活のイメージしかありません。

中学はバスケ部。

高校は演劇部。

バスケ部時代はとにかく走りまくっていました。

演劇部時代は…、これもまた走りまくっていました。

舞台に立つには体力がいることだ！と先輩方から教え込まれたのです。

まぁとにかく、夏休みは部活のイメージです。

先日、僕のバイト先に会社見学？社会見学？忘れてしまいましたが、そんなのがあって、近くの中学校の学生が、職場体験をしに来ていました。

色々仕事をやらせながら、中学生とのコミュニケーションをはかろうとしていて、さりげなく話しかけてみました。

僕『○○君さぁ、今夏休みじゃん？部活とかないの～？』

中学生『あ、あります…よ…』

中学生は緊張していました。

何せ初めて会った20近く歳の離れたオジさんに不意に話かけられているのだから。

そりゃ、ビビるって話です。

僕『○○君、部活何やってんの？俺、中学生ん時、バスケ部だったよー』

中学生『… … …ょです…』

声が小さい！！

聞き取れない！！

もう一度聞き直しました。

僕『えっ？何部？』

また聞こえないのは面倒なので、顔を近づける僕。

中学生『熱帯魚部です』

！！！！！！！！！！！！！！！！

えっ！？

ね、熱帯魚！？

熱帯魚部？！

ちょちょちょちょちょちょちょちょちょっと待って！！

何？

えっ？どういうこと？

えっ？えっ？えっ？

一体どんな部活なん？

気になりすぎるやん！

僕の心は一気に鷲掴みにされました。

僕『熱帯魚部！？それ、何すんの？大会とかあんの？』

中学生『あ、ありません』

どもりながらも即答！

僕『えっ？じゃ、じゃあさぁ、何してんの？どういう活動してんの？』

中学生『…えっとぉ、水槽を替えたりしてます…』

それだけかよっ！！！

どんな部活だよ！！

それ、もはや部活じゃないでしょっ！

趣味でしょっ！

シュ！ミ！

てか、わざわざ学校でやる必要ないでしょーっ！

家でやろうぜぇ！

家でさぁ～っ！！

と、まぁ、僕の中でセピア色に輝いていたはずの部活動は、現役中学生の手によって脆くも崩されてしまうのでした（笑）

今年の夏休み、熱帯魚部は何すんのかなぁ。

大会とかあって欲しいなぁ。

水槽取り替えNO.1を決めて欲しいなぁ。

それのために合宿とかして欲しいなぁ。

顧問の先生に『そんなタイムじゃ△△中の○○になんか勝てっこないぞ！！』

『違う！！もっと水槽の隅々まで洗浄するんだ！』

とか、言われてて欲しいなぁ。

熱帯魚部

全国に広まって欲しいものです。

あっ！！

熱帯魚部じゃなくて、熱帯魚《飼育》部だった！！

まぁ、それでも『何？その部活！』って、なりますけどね！！

では、また。

なんでもない光景。

どうも、王下です。

あっと言う間に8月です。

連日猛暑で死にそうに暑いですが、これが夏ってもんです。

この暑さを楽しむしかないのです。

先日の出来事。

稽古場からの帰り道。

駅前に1人の警察官がたっていました。

なんでもない光景です。

よくあることです。

僕も『警察も大変だなぁ』と思いつつ改札へと向かっていました。

その時です。

3～4歳くらいの男の子が改札近くに立っている警察官に向かって走って行くのです。

するとその男の子は不意に手を高く上げたのです。

？？？？

なんだ？

どういうことだ？

と、思っていると、どうやらそれはハイタッチをしてくれという事だったようで、警察官も一瞬迷って男の子とハイタッチを交わしました。

なんとも微笑ましい光景です。

微笑ましさはそれだけでは終わりませんでした。

男の子はニコニコしながら警察官に向かって敬礼をするのです。

警察官も顔をほころばせ、敬礼を返すのです。

いやぁ、なんたる光景。

近頃、世間では物騒な事件ばかりが起きていて、今この瞬間も起こっているかもしれないんだけど、その2人の顔を見て、『この世の中も捨てたもんじゃないよなぁ』と、思うのでした。

この《なんでもない光景》が、其処彼処で起きる世の中であって欲しいと思うのです。

では、また。

夏が来た。

どうも、王下です。

いやいや、とうとう関東地方も梅雨が明けてやってきましたね！夏！！

先々週まで北海道にいたので、暑いといえども、カラッとしたもんで、陽射しが強くても過ごしやすかったんですが、流石は東京、帰った瞬間からムシムシごみごみうじゃうじゃしていて、ちょっと吐き気を催すくらいでした。

でも、一週間という時間は人を慣れさせるにはちょうど良い時間で、あっという間に満員電車に揺られるのです。

東京に帰った次の日からバイトが始まり、次のリハも始まりで、全くと言っていい程、休めませんで、今に至っています。

嗚呼、北海道の生活が懐かしい。

と、言っても仕方がないのです。

僕は東京に住んでいるのだから。

これから暑い夏が始まります。

夏休みの子供達の声が遠くで聞こえます。

ムシムシして、ベトベトして気持ち悪くなるけど、そんな夏も悪くないじゃない。

ここにも風情がある。

今年はどんな風情が拝めるだろうか。

では、また。