コンタクトレンズのPFASに関するメーカーの見解を頂きました
最新の調査結果によると、一般的なコンタクトレンズの多くに、体内で分解されにくく“永久に残る化学物質”がかなり含まれていることがわかった。
検査した18種のコンタクトレンズすべてから、高レベルのPFAS(有機フッ素化合物)が検出された。
5月の終わり頃、こんなニュース、聞いたり見たりした方もいらっしゃいますよね、きっと。
私も勿論知っていました。でも、PFASって、シャンプーとか歯磨きとかにも入っていて、そしてコンタクトレンズ製品のようなプラスチック製品にも添加されているんですよね。
なので、ま、そーかな、って思っていましたし、うちの院長もコンタクトユーザーだし、娘も強度近視で片頭痛持ちなので、コンタクトなんですよ。
で、このニュースについては
「へぇーーーーーーーーー」
って思っていただけでしたが、先日、患者さんが
『●●とか◎◎とか△△にはPFASが入っているから他のメーカーにしたい』
と言われて、その時は
「でも、所詮プラスチックなので、どれにも何かしらの添加物は入ってるんですよね・・・」
とお答えしましだか、この度、各メーカーさんの公式見解を入手いたしました。
結果
当院で扱っているブランド、8社のうち、
安全宣言7社 1社は以下にコメント追記
となっております (8/3 回答追記編集しました)。
特に、ニュースで問題になったアメリカのメーカーは、どれも問題なし。それ以外の、アイクリ推しのブランドも「責任ある行動をお約束します」というコメントを頂きました。
もし各メーカーの見解を詳しく読みたい方は、アイクリの検査室にてご覧いただけます。
追記2
その後、最後の一社から回答が来ました。公式見解を出していないけれど、
『安全性試験を実施している
PFAS含有については、含まれていない製品と、含まれている製品があるものの、基本的に化学結合しているので、眼の中に排出されることは無い』
という回答です。安全宣言と捉えて良いと思います。回答が遅かったものの、実に誠実なコメントでした。