放出、長柄橋、が読めたら大阪人? | 作家・土居豊の批評 その他の文章

放出、長柄橋、が読めたら大阪人?

放出、長柄橋、が読めたら大阪人?

http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/09/post_1172.html
夏休みの旅行で初めての土地に行き、「なんて読むの?」という難しい地名に頭を悩ませた人もいるのでは? そこで今回は、COBS ONLINEの読者の皆さんに「知っている難読地名」をお聞きしました。

●説明が困難なハイレベル難読地名
「大阪府、喜連瓜破(きれうりわり)」(27歳/男性/東京都)正確には、喜連・瓜破という2つのエリアからなる地名。破のところの読みが難しいですよね。

「兵庫県、甲山(かぶとやま)。他県の人は『こうざん』、『こうやま』と読んでしまう」(28歳/女性/兵庫県)確かに辞書をひくと「甲」で「かぶと」という読みが出てきますが、普通はそう読みますよね。

このほかにも、ご紹介しきれないほど多くの地名が寄せられました。「太秦(うずまさ/京都府)」、「西表(いりおもて/沖縄)」など、有名だから読めるけど……というものも含めると、本当に無数の難読地名があります。 】

この記事にあるように、「説明困難」な地名は、近畿にも多いです。
多くは、元々古くからある地名に漢字を当てたからそうなったのでしょうね。
身近な地名に、歴史を実感することも多々あります。
たとえば、芦屋の「業平」=「なりひら」などは、そのものずばり『伊勢物語』にも描かれた在原業平のゆかりの地。
記事中にもある「太秦」は、現在では太秦映画村で有名ですが、元々、古代の朝鮮半島からの渡来人、秦氏ゆかりの地だそうです。
また、阪急電車の駅名にもなっている例ですが、大阪の「十三」=「じゅうそう」は、ひょっとしたら全国に通用しているかもしれませんね。あ、知らないですか?
ちなみに、最初に記した「放出」は「はなてん」、「長柄橋」は「ながらばし」です。
「放出」は、ハナテン中古車センターで有名ですね。あ、これはローカルネタでした。