ミステリー作家・有栖川有栖作詞の校歌 | 作家・土居豊の批評 その他の文章

ミステリー作家・有栖川有栖作詞の校歌


昔、自分が初めて勤めた高校が、今年、近所の高校と統廃合された。懐かしい校舎には、もう入れない。
ところが、たまたま読んでいた有栖川有栖/河内厚郎共著の『大阪探偵団』という対談本に、「有栖川有栖が作詞した高校の校歌」の話が出てきた。
売れっ子ミステリー作家が、校歌を作詞、というだけで珍しいのに、なんと、その高校は、私が教えていた高校を吸収合併?した高校だったのだ。
意外なご縁を感じてうれしくなり、またまた、有栖川さんの『女王国の城』をぱらぱら読み返したりしている。
対談相手の河内厚郎さんには、かれこれ10年以上、お世話になっている。私が物書きになれたのも、河内さんのお陰なのだ。
大阪の今を知りたければ、『大阪探偵団』を、ぜひお読みください。
それにしても、有栖川作詞の校歌、聴いてみたいなあ。

※写真は、統廃合された懐かしの高校からながめた、北摂連山。takashiのブログ