私の所有するオートバイのお話です。
 
 
脈絡の無いエンストが原因で4年半ほど寝ていたのですが、いいかげん乗りたくなってしまい去年の秋口くらいから部品を集め出しまして。
 
 
不調の原因だった燃料タンクも買いました。
当時はお金がなくて買えなかったんですよ。
まぁ今もお金はありませんが(笑)あの時無理をしてでも買っておけばよかったなと。
新品部品が生廃となった今、燃料タンクに限らず中古部品の価格はべらぼうに高騰しておりますのでね。
後悔先に立たず。
こんな錆タンクでもとんでもない金額で売りに出されていますよ。
 
 
他にもたくさん部品を取り替えてとりあえず走れるようにはなったのですけれども、兎に角エンジンの掛かりが悪い。
クランキングするも初爆無し。
プラグが乾いているのでオーバホールしたての気化器を再度分解してみましたがフロート室はキレイなもんで、ジェットの詰まりもありませんでした。
 
 
燃料キャップを開け閉めすると掛かる率が高い気がしたのでキャップの分解・清掃などしてみましたが残念ながら症状に変化はありませんで。
 
 
『う~ん、何が悪いんだろう』とか言いながら公道復帰後3回目のツーリング中、エンジンらへんからガシャガシャ音がしてチカラが無くなると言う現象が発生いたしましてね。
意を決してシリンダを外したところ…
 
 
この有り様ですよ。
ピストンとそれから写真はありませんがシリンダ内壁も傷だらけになっていました。
ピストンリングは固着しています。
 
 
個人的にはリングの固着で圧縮が抜け、それに伴い負圧が発生せず燃焼室へ燃料が供給されない事が始動不良の原因なのではないかと想像していますがどうなのでしょうか。
圧縮圧力を測定する前に分解してしまったので定かではありませんが(汗)
やはり横着せず、乗り出す前にリングくらいは交換しておくべきでした…反省。
 
 
そう言えば…
オートバイの部品集めを始めたのと同じ頃、会社帰りにスーパーマーケットへ寄り道して半額の刺し身を買って帰ると言う事も始めました。
で、家に帰ってソレを肴に晩酌をすると。
半額ステッカー、貧乏人にはありがたいです。
 
 
…てゆうか刺し身なんか買ってないで早くピストンとシリンダ買えってハナシですよね。