以下は09年6月の「演劇学会」にて配布した、『宝塚プラス』発行後の宝塚の状況に対する説明です。現在はさらに状況の変化があるので、追補して掲載いたします。→の後が追補記述となります。
その後の宝塚
『宝塚プラス』発行(2007年)時には、「3組同時トップ就任」などの盛り上がりがあったが、そのうち星(安蘭けい・遠野あすか)・宙(大和悠河・陽月華)の2組が2009年4月・7月に相次いでトップ卒業退団となっている。
2009年7月、宙組東京公演終了後の段階での各組トップコンビは以下の予定。◎が、2009年に新トップ就任した、ないしする予定のトップ。なおトップの年表示は「トップ就任後、トップとしての主演初作品出演年」。
男役トップ 娘役トップ
花組 真飛聖(2008年~)・桜乃彩音(2006年~)
→桜乃彩音さんの2010年春の退団が決まりました。次期娘役トップは現在不明です。
月組 瀬奈じゅん(2005年~)・娘役はトップなし(2008年までは彩乃かなみ)
→2010年からは霧矢大夢さん・現在星組の蒼乃夕妃さんになります。
雪組 水夏希(2007年~)・◎愛原実花(2009年~)
星組 ◎柚希礼音(2009年~)・◎夢咲ねね(2009年~)
宙組 ◎大空祐飛(2009年~)・◎野々すみ花(2009年~)
宝塚の公演制度は、2009年にそれまでよりも1公演期間を短縮し(1月半程度を1月に)、公演数を増やすという変更が行われた。ランニングコストなどの面からはロングランが求められる傾向のあるミュージカル業界の潮流と異なる変化で注目に値する。
なお2009年ここまでの、一般メディアなどによる注目作品は「太王四神記」(韓流歴史ドラマの翻案)・「逆転裁判」(DSゲームソフト原作)・「エリザベート」。
→2009年年末~2010年年始では、「相棒」(人気TVドラマの舞台化)・「カサブランカ」(名作映画を版権購入してガチ舞台化)などが注目です。宝塚のオールドファンには、大空さん・野々さんの大劇場トップ披露の後者が好評だったとの話を聞いています。