○イラン国内でガソリン値上げ反対デモが激化
2019年11月17日
イランでガソリン価格の急上昇に怒った民衆がデモ
2019年11月26日
イラン警察宗教政治局のアドヤニ局長は、イランにおけるガソリンの値上げに抗議するデモをサウジアラビアが支援していると発表。身柄を拘束された人物への尋問でイスラム人民戦士機構支持者と繋がりがある者がいることが判明
2019年12月16日
イラン全土に広がったデモは鎮圧されたが、最大で3倍の値上げとなったガソリン価格が市民の生活を直撃。デモ参加者の死者は200人を超える可能性も
 デモは沈静化したが、背後にはイスラエルやアメリカの存在を指摘する声もある。

○イラクで反政府デモが激化
イラク危機、10月から反政府デモで319人死亡
2020年1月1日イラクの米大使館が反政府デモの人達に包囲される。
イラクでの反政府デモが反米・反イランを掲げた宗派衝突に拡大。
イラクでの少数派イスラム教スンニ派・多数派シーア派双方によるデモが首都バグダッドや中南部カルバラで激化。
米国防長官は米大使館警護のため海兵隊部隊を緊急派遣。
また、米国務省はイラク国内から米国人の国外出国を指示。


○米帝がソレイマニ司令官を空爆
 米国防総省は、イラクの首都バグダッドの空港で現地時間3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表。
民兵組織幹部のアブ・マハディ・アル・ムハンディス氏も空爆で死亡。
イラン外務大臣は「国際的テロ」と非難。
イランの最高指導者ハメネイ師は激しい報復を警告。
イランは緊急安全保障会合を開催。三日間の喪と、報復を発表。
ソレイマニ将軍の殺害は、米・イランの戦争に発展する可能性があるとして、ブッシュ、オバマ両大統領が拒否してきた。
イラク国内での米軍VS親イラン派の死闘は必至で、戦闘がイラク外に拡大するか否かが焦点と言われている。

○海自の派遣は取りやめるべき。
 今すぐ自衛隊派兵の閣議決定を白紙撤回すべき。そもそも違憲な閣議決定である。
中東情勢が緊迫しており、ペルシャ湾外においても不測の事態が発生する可能性が高い。